サスティナビリティ考

地球環境、持続可能、政治・経済・社会問題などについて書いています。 メール kougousei02@yahoo.co.jp

戦争・外交・歴史

中国「軍事強国」への夢- ③政治的優位-奴隷解放

中国「軍事強国」への夢- のつづきです。 米国の南北戦争は当初、北軍が劣勢だったようだが、リンカーンがは奴隷解放宣言(予備)を出し、戦争目的を奴隷の解放と位置付けた。 このことからフランスなどの国際世論を味方につけ、勝利へと導いた。 劉氏は当初…

中国「軍事強国」への夢-②統一は平和よりも尊し

中国「軍事強国」への夢- のつづきです。 著者の劉 明福氏が、中国の台湾統一をめぐって、武力の可能性の正当性を説くのは、米国の統一戦争を示しての事だ。 1861年、米国における南北戦争で、リンカーン大統領はどうのように統一戦争を進め、勝ったかが…

中国「軍事強国」への夢- 劉 明副

「君たち、中国に勝てるのか」の中で紹介してあった「中国『軍事強国』」(文春新書)を読んでいる。 著者の劉 明福氏は、2010年に出版された「中国の夢」は、習近平氏にも大きな影響を与えたようで、中国の国家スローガンにもなっている。 劉氏は、出版にあ…

陸自-靖国参拝-実施計画にもとづいて

共産党の穀田衆院議員が陸自幹部らが集団で靖国神社を参拝したことは、「実施計画」にもとづいており、「私的参拝」の防衛省のゴマカシだと国会で批判した。 そもそも靖国神社に自衛隊幹部が参拝することは、戦前の侵略戦争の肯定につながる行為だ。 鬼畜米…

ミサイル飛来、地下に避難--訓練

2/9、ミサイル飛来を想定した住民の避難訓練が熊本市の花畑広場であった。(「熊日」) こんな訓練を2~30年前にやろうとしたら、国民の大きな反発を招いただろう。 それほど戦争が国民に浸透していきている。 北朝鮮は米国に届くミサイル開発に躍起にな…

辺野古 埋立

辺野古への新基地建設に向けて、防衛局が県の権限を奪う「代執行」行い、大浦湾での埋立がはじまった。 ジュゴンやサンゴが生息する貴重な海を埋め立て自然を破壊しながら、戦争のための基地を造るなんて、なんという愚かな事をするのか。(「赤旗」2/14) …

安保-注視区域-土地利用規制

2/10「熊日」社説です。 政府は、安全保障上重要な区域の土地利用規制を行う法律をつくり、熊本市では特別注視区域として健軍駐屯地・自衛隊熊本病院、北熊本駐屯地、えびのVLF送信所を指定した。 基地周辺での妨害活動などを規制するためだが、個別具体…

新田原基地 F35B配備

F35Bの配備が進む宮崎県の新田原基地。 現在、配備されているF15は主に迎撃用だが、F35Bは艦載機用で攻撃機。 陸海空その他の戦力を持たないという憲法を持つ日本だが、なんのことはない。 それほど憲法が成帝権者のものになっていないということだ。 民…

天草海軍特攻隊

九三式水上中間練習機 K5Y2などです。(写真ウィキより) . 実は、天草の旧五和町に海軍の天草海軍航空隊があり、同機が配備されていました。 戦況が厳しくなり、海軍は沖縄に向けての特攻出撃がたくさん行われました。 そんなか、天草の九三式水上中間練習…

2.11を考える県民集会-吉田裕講演

どうぞ多数ご参加を。

君たち、中国に勝てるのか ⑤

「君たち、中国に勝てるのか」の続きです。 とにかく、この人たちは、戦うことが好きで、そのために武力を高め、そして勝つもりでいる。 兼原氏が「中国が日本を狙えるミサイルを1600発持っています。ですから、もし日本が極超音速のミサイルを2000発配備し…

台湾有事、日本の選択② 日中共同声明

「台湾有事、日本の選択」のつづきです。 「台湾有事は日本有事」。この言説があまり疑いを持たないまま、国民に浸透しているのはなぜだろう。 そのことによって中国と戦争の準備をしているのに。 しかも戦場は、住民がいる南西諸島、九州で、犠牲者が出る想…

「台湾有事 日本の選択」②

田岡俊次著の「台湾有事 日本の選択」のつづきです。 尾形聡彦さんがこれほど軍事問題に詳しいと思わなかった。 アークタイムスは芸能問題がけっこう多く、もっと軍事問題を話してくれればいいのにと思った。 2011年8月オバマ政権下でバイデン副大統領が訪…

ガザ虐殺をやめよ 誰も殺すな

昨日、市民メンバーによるガザの虐殺に抗議し、停戦を求めるスタンディングに参加しました。 若い人たちを中心に十数人2時間の行動(私は1時間だけ) 毎日毎日、人が殺される映像を見ると、どうにかできないか、虚しくなってしまう。 でも、できる限りのこ…

君たち、中国に勝てるのか④ 米従属下の戦前回帰

1/26「赤旗」1面です。 小林弘樹陸自統幕副長らが今月9日、靖国神社を集団参拝した件。 彼らは「私的な参拝」というが、公用車を使い、秘書らしき人物も付き添っていたようで、私的参拝とはいえず、憲法20条の政教分離の原則に反する行為と言える。 「君…

君たち、中国に勝てるのか③ 君たちは戦争するつもりか

「君たち、中国に勝てるのか」と問う彼らは、中国と戦争するつもりです。 抑止力のためと。 逆に中国の立場からの日本の対する抑止力の向上も想像してみる必要がある。 中国側は、日本から中国に向かうミサイル、その基地建設に対抗するため、更にミサイルを…

君たち、中国に勝てるのか ②

「君たち、中国に勝てるのか」のつづきです。 こういう本も読むのは、彼らの認識、考えを知りたいからだ。 彼らのいつもの言い分は、「台湾有事は日本有事」、だから台湾戦争になれば、距離が近いので南西諸島は戦闘区域に巻き込まれる、との単純な理屈だ。 …

台湾有事、日本の選択① 米側の議論

「君たち、中国に勝てるのか」に対抗し、田岡俊次著の「台湾有事 日本の選択」を並行的に読んでいます。 最後の5章で軍事評論家の田岡さんと元「朝日」記者・アークタイムスの尾形聡彦氏の対談。 尾形さんは、「朝日」のワシントン特派員だったので、アメリ…

君たち、中国に勝てるのか ①

「君たち、中国に勝てるのか」(産経出版)なるタイトルの対談本を読んでいる。 自衛隊最高幹部が語る 日米同盟VS中国となっている。 「君たち」って誰のことだろうか? 著者の岩田清文氏、尾上定正氏、武居智久氏、兼原信克氏は、自衛隊の元幹部だが、自分…

新年 ガザに平和を 願い込めて

昨日、1月1日、長女孫らは、正月なのに風邪で体調悪く残念なことに。 でも長男孫らは、元気に来たので、ちょっとお絵かき、メッセージをちひろカレンダーに。 ガザ、ウクライナ平和への思いを書きました。 で、うちのブロック塀に張り出しまた。 ほんと、…

今年の終わり

今日の終わりごろ、お寺は鐘を鳴らし、今年が終わる。 明日は、来年。 日本人は年の始まりには、神道は意識しないでも、神社に初もうでに行って願いごとをする。 明日は、いつものように、自分や家族の健康や幸せを願う人が多いだろうが、ガザやウクライナな…

熊本空港 防衛拠点に

今日の「熊日」1面みて驚いた。 いよいよ、といった感じだ。 県民のみなさんは、事態を理解しているだろうか? 有事と書いてあるが、これは戦争のことだ。 ウクライナ戦争、ガザの破壊と殺戮、それを想起すべきた。 民間人が多数利用する熊本空港を米軍機も…

ガザ虐殺をやめよ

今日もイスラエル軍による一方的な攻撃・殺戮が続き、多くの市民や子ども達が殺されている。 血まみれの子どもたちの映像を見ながら、虐殺を止められない世界をなんと呼べばいいのか。 国際法も人道法も、イスラエルに守らせることができない。なぜなのか? …

オスプレイ墜落

政府によれば、CV22オスプレイは不時着水らしい。 目撃者によると、エンジンから火を噴いて、‥らしいが、 死亡・行方不明者は8名らしいが、墜落ではなく、不時着 水らしい、機体はバラバラだけど、、 欠陥車は、引き取ってもらうのが自動車会社の常識。 日…

CV-22オスプレイ墜落

米空軍オスプレイが屋久島空港沖で墜落した。 エンジンから火を噴いていたとの情報で、死亡1人、残り5人の乗員も絶望的と思われる。 海兵隊に続き、これ空軍オスプレイも墜落した。 他に飛んでいるのは自衛隊のオスプレイ。事故を起こさなければいいが、心…

朝鮮半島からの人工衛星打ち上げ-ちがいは?

北朝鮮は、人工衛星の打ち上げに成功したらしい。 日本は,、飛行コースにあたる沖縄方面で夜10時頃、Jアラートを鳴らし、住民に警戒を求めたようだ。 これまでもミサイルを打ち落とすシージズ艦やPAC3を配備し、打ち上げ失敗の場合に破壊するという。 …

斎藤幸平「赤旗」の囲みに登場

「赤旗」の囲み記事です。 ジャーナリスト河野慎二さんのコメントでサンデーモーニングに出演した斎藤幸平東大準教がガザへのイスラエルの攻撃がジェノサイドではないか、ウクライナと違う欧米の対応はダブルスタンダートではないか、とのコメントを紹介して…

2023平和大会 鹿児島

鹿児島市で開かれた平和大会に参加。 熊本から40人近く、全体で900人を超える人たちが日本中から参加、韓国など海外からの参加もあった。 自公政権が全国各地、南西諸島への基地建設を進めるなか、運動を進める人たちが現状を語り交流した。 事態の深刻さ…

虐殺 現在と過去

過去の戦争でも虐殺はくりかえし起こされた。 ナチスのユダヤ人虐殺もそうだし、日本軍による南京虐殺などもそうだ。 大戦後、ベトナム戦争でもそうだし、イラク、アフガン戦争でもそうだ。 国民は、記者の報道で、多くは歪められて知ることができた。 真実…

若者の環境正義らバイデン大統領に警告

サンライズ・ムーブメントら若者の環境正義/人権団体からバイデン大統領へ、イスラエルによるパレスチナ攻撃の即時停戦を求める公開書簡。「うちらの言うことを聞かないと来年の大統領選勝てないの知ってるよね?」というメッセージ。 すごい。うらやましい…