サスティナビリティ考

地球環境、持続可能、政治・経済・社会問題などについて書いています。 メール kougousei02@yahoo.co.jp

戦争・外交・歴史

コロンブス像撤去-たたかう女性の聖地

「赤旗」(10/9)です。 時代は変わった。 1年前、メキシコ市のコロンブス像が撤去された。 私たちが学校で勉強したコロンブスは、アメリカ大陸を発見したという英雄として語らえたが、実は西洋人が大陸を知ったとすべきであり、米国などの繁栄はもたらした…

満蒙開拓の「真実」

「朝日」8/31付。 満蒙開拓平和祈念館館長の寺沢秀文さんのインタビューが載っている。 国家に騙されて中国東北部に行った人たちは、敗戦に伴い悲惨な目にあいながら帰国した。 中には思いを果たせず、取り残されたり、亡くなったりした人たちも大勢いた。 …

 ショック・ドクトリン⑪

ショック・ドクトリンのつづきです。 最後に登場する国家はイスラエル。 イスラエルは、パレスチナや周辺国を抑圧してきたが、その都合のよい理屈は「テロとの戦い」だった。ブッシュ大統領がアフガンやイラクで行った侵略のカモフラージュと同じだ。 これら…

アフガン戦争、米国の敗北

米国は、20年間にわたって攻撃してきたアフガニスタン戦争に敗北し敗退した。 米軍が撤退するなかでタリバンが首都カブールを制圧した。 一連のメディアの報道は、この戦争の開始から敗北まで、終始アメリカ側の情報を流してきた。 ニュースで米国の犠牲者…

ショックドクトリン ⑩スリランカ 第2の津波

ショック・ドクトリンの続きです。 参事便乗型資本主義には、自然災害も含まれる。 インド太平洋大津波は、インド洋の各地の沿岸住民を襲った。 ナオミ・クラインは、被害を受けたスリランカとモリディブを、参事に便乗した第二の津波=外国資本が襲い、被害…

ショック・ドクトリン 戦争の民営化⑨

やがて20年近く前になる。私たちが侵略だと、米国のイラクへの戦争に反対していた頃、民間軍事会社が大きな問題になっていたのは知っていた。 しかし、M・フリードマン学派の市場原理主義、民営化が、戦争の広範な分野にまで及んでいる背景は知らなかった…

ショック・ドクトリン アジア通貨⑧

ナオミ・クラインのショックドクトリンの下巻を読み始めた。上巻につづいて紹介したい。 新自由主義は、アジア各国を襲った。1990年代の後半の事だ。 インドネシア、タイ、韓国、フィリピンが攻撃の対象となり、特に市民や労働者が多大な犠牲を被った。 マレ…

環境革命の虚実

中央公論3月号で「環境革命の虚実」の特集があったので買って読んだ。 編集姿勢は、政権や経済よりと思えるが、斎藤幸平さんと藤原辰史さんの対談もあり勉強になった。 . 小泉進次郎環境大臣のインタビューは、「再生可能エネルギーとEV抜きに日本の未来は…

オランダ 旧植民地の文化財返還

11月1日-オリンピック作戦

今日11月1日は、米軍のオリンピック作戦の開始予定日だった。75年前の事だ。 幸運にも、8月に敗戦を迎えたので本土での決戦は免れた。 沖縄戦のような地上戦の悲劇が九州で起こらなくてすんだ。 問題は、そんな悲惨な事が起こりかねなかった事実を多くの…

「特高」警察は戦後へと引き継がれた

昨日のつづきです。 「特高」にも、いろいろな人がいたんだなー。と思いました。 井形さんは、戦後、新聞にいろいろな投稿を始める。 ところが戦前、「特高」として、「投書抑え係」だった自分の投稿が検閲されることになる。占領下、米軍の指令によって。 …

「特高」経験者として伝えたいこと

「特高」警察官だった人が自分の経験を伝えるために本を出すのは珍しい。「特高」経験者として伝えたいこと(新日本) 井形正寿さんは、1943年に大阪府の警察官となり、敗戦間際の45年4月から特高係として「使い走り」のような勤務をし、戦後は、公職…

引き上げ体験-東安駅列車爆破事件、来民開拓団集団「自決」

昨日につづき、平田巌さんの話を紹介する。 . ―東安駅列車爆破事件― 東安駅列車爆破事件は、私たちが東安駅を出発した9時間後、8月10日午前9時頃、起きた事件である。 虎林駅を8月9日に出発した最後の避難列車が、10日早朝東安駅に到着した。この列車は18両…

敗戦の満州から引き上げ、弟と妹を亡くす --平田巌さん--

先日も紹介した平田巌さん(熊本市)の満州からの引き上げ体験を聞いた動画ができました。ご覧下さい。 . 引き上げ体験を語る平田巌さん 弟、妹亡くす. 平田さんが書いていた体験記も、2回に分けて以下に紹介します。 . ―敗戦の満州・引き上げー 平田巌 戦…

山本五十六の戦争-

戦後75年、節目の年の8月も今日だけ。 保阪正康著の「山本五十六の戦争」を読んでいる。保阪氏の本は何冊か読み、多くの軍関係者から取材しての著述に好感を持っている。 本の帯には「日米開戦回避の志に反して、真珠湾作戦を指揮し、早期講和を念じなが…

ソ連軍に追われ、引き上げ命がけ

戦争が敗戦に終わり75年。当時、さまざまな悲惨な体験をした人たちがたくさんいました。 「赤旗」(8/22)に載った平田巌さんの記事を紹介します。 時がたち、悲惨な戦争体験を語れる人も少なくなった。若い人たちはピンとこないと思うけど、様々な機会に戦…

伏龍特攻隊-海底の少年飛行兵

8月、この時期、戦争関連の本を読むようにしている。中古本で買っていた「海底の少年飛行兵」-海軍最後の特攻・伏龍隊の記録(門奈鷹一郎著)を読んだ。 戦争末期、海軍の空を飛ぶはずの特攻隊に入った少年らは、潜水服で海底に潜む訓練に明け暮れることに…

新興教育運動と田代官次

「新興教育運動と田代官次」なる古いパンフが出てきました。 治安維持法犠牲者国賠同盟熊本支部の1996年発効で、梶原定義さんが書かれました。 田代官次さんは1930年代、社会変革を確信し、科学的で自主的な教育実践と侵略戦争に反対した青年教師でした。 今…

トランプ大統領の無法

年明けから、きな臭い動きになってきた。 トランプ大統領の命令によるイランの司令官の爆殺だ。(写真-赤旗1/7) 他国にいる司令官を空港で殺されたんじゃー、やられたイランもちろん、自国内で勝手に隣国の軍司令官を殺されたイラクの国民も政府もやり返し…

アフガンの地でー中村医師の報告から

今日の各紙は、銃撃され死亡した中村哲医師の記事でいっぱい。 6紙一とおり目を通して、どこの記事もよかったが、一番くわしく接近していたのは「西日本」だった。 「西日本」は中村さんが福岡出身ということもあり、年に数回「アフガンの地で」という中村…

なんということだ。中村哲医師 死亡

どうして…。 こんな人が殺されるなんて。 . . 泣けてくる . 現地の人は、悲しみと憎しみにかられるだろう…。 . 襲撃した連中の狙いどおりには、絶対にさせまい。 . .www3.nhk.or.jp adayasu.hatenablog.com adayasu.hatenablog.com adayasu.hatenablog.com a…

日本人はなぜ、「お上」に弱いのか② 良心的兵役拒否の少なさ

昨日のつづきです。 現代も含め、「国家とは何か?」を、主権者・国民に問わせない、そんな考えを抱かせない。 それが支配者らが戦前・戦後の日本人に蔓延させてきた支配のあり方だったろう。 日本人は、なぜ?「お上」に弱いのか-の著者・安川寿之介氏が紹介…

日本人はなぜ、「お上」に弱いのか

日本人はなぜ、「お上」に弱いのか とのタイトルにひかれて買ってしまった。(高文研・安川寿之介著) 著者は、日本人が「お上」の弱いのは、福澤諭吉と丸山眞男の思想的な流れがあるとする。 福澤諭吉といえば1万円札に使われている人。 学校でも習った「天は…

徴用工問題と閔妃暗殺・柳寛順④

「徴用工の真実」の紹介のつづきです。 1895年10月7日、当時の朝鮮の閔妃(ミンビ)皇后を日本公使の三浦梧楼が王宮に突入して殺した(宮女2人も)。 しかし、三浦らは日本の裁判で全員免訴で無罪になった。日本により韓国の植民地支配のはじまりだ…

徴用工問題と劉連仁さん③

劉連仁さんの話の続きです。著者の早乙女さんが中国に帰った劉さんを訪ねて話を聞いています。 劉さん村は人口600人ぐらいの小さな村。その村で9人が亡くなった(強制連行から帰ってこなかった)そうです。 劉さんが中国に戻ってから、強制連行され帰っ…

徴用工問題と劉連仁さん②

昨日のつづきです。(「徴用工の真実」より紹介) 写真は劉さんが働かされていた北海道昭和鉱業所(廃坑跡)です . 地図の赤線の逃走経路を見れば、劉さんが広い北海道を広範囲に、主に線路ずたいに隠れ家を求めて移動していったことがわかります。1年の大…

「徴用工」問題と劉連仁さん①

戦争が終わったことを知らされず30年近くもジャングルで長く暮らしつづけた元日本兵の横井庄一さんや小野田寛郎の話はみなさんもご存じと思う。 だけど日本の国内で敗戦後13年間も戦争が終わったことを知らないで逃げ回っていた人がいた。しかも寒い北海…

玉川徹コメントへのネット書き込みがヒドイ

テレ朝・モーニングショウの玉川コメントの東スポ記事の配信がり、コメントが悪質と言えるコメントばかりで、頭に来たので番組に応援のコメントを送りました。 headlines.yahoo.co.jp 以下、[::right;plain]「東スポ配信の玉川徹氏の記事を見て、記事はいい…

韓国植民地の歴史と実態

. (写真)第2次日韓協約締結時の日本と韓国の首脳(『画報日本近代の歴史7』から) . . . 8日と今日の「赤旗」に いま振りかえる 植民地支配歴史と実態 脅迫と強圧で実現した「韓国併合」 が掲載されている。 歴史の事実に向かわない報道が続く中で。極…

徴用工・強制労働、あなたの町であった事

「徴用工」を発端とする日韓問題の根源は先の戦争にある。 強制連行・労働は、中国人にも朝鮮の人にも強要した。植民地支配していた朝鮮の人たちを戦時下の「徴用」として動員したが、大半が強制連行であったし、自由を奪われた労働は強制だった。 日本国民…