サスティナビリティ考

地球環境、持続可能、政治・経済・社会問題などについて書いています。 メール kougousei02@yahoo.co.jp

戦争・外交・歴史

ポーツマスの旗② 焼き討ち事件

昨日のつづきで小村寿太郎を描いた「ポーツマスの旗」です。 日露戦争では、日本から動員された兵力は108万人で、戦死46、423人、負傷、病気など7万人、俘虜2、000人と書いてある。馬も戦争に駆り出され38,350頭が死んだ。 91隻の艦船が沈没・破壊された。…

ポーツマスの旗

いとこから送られてきた、吉村昭の小説ポーツマスの旗を読んでいる。 日露戦争の終結にあたり、講和条約を結ぶためアメリカのポーツマスに渡り、ロシア側と交渉する内容だ。 講和交渉の内容のほか、登場人物の描写も詳しく、史実にどれぐらい近いのかわから…

マレーシア虐殺事件ー陣中日誌

真珠湾の奇襲攻撃の1時間ほど前に日本軍はマレー半島に上陸し、先に開戦した。 その後、華人に対し、様々な虐殺行為を行った。 その日本兵による上層部への報告書、陣中日誌が発見された。 これらの文書は、戦犯容疑の証拠となるため、天皇による無条件降伏…

今日は12.8アジア・太平洋戦争から80年

今日は、ハワイの真珠湾への奇襲攻撃をして、米英に戦争を仕掛けて80年目の日です。 昼休みに簡単な集会でデモがあり参加した。 戦争の風化が著しいこのごろですが、過去の歴史の事実には向き合ったほうがいい。 各個人も、過去を振り返ることは少なくない…

1941年12月8日

明日は、日本軍が真珠湾を奇襲し、米英などとの戦争を開始してから80年目にあたる。 明治大学の山田朗教授は12/5の「赤旗」日曜版で、真珠湾攻撃と同時に南方への攻撃を始めたことも書いている。 この開戦がなければ、東京大空襲も沖縄戦も広島・長崎ほか…

オリンピック作戦の全貌-⑤原爆投下の計画

オリンピック作戦は、日本全体の制圧をめざすダウンフォール作戦の一環で、もう一つはコロネット作戦だった。これは南九州制圧のあとは、そこから爆撃機を飛ばして首都東京の制圧、九十九里浜への上陸をめざす作戦だった。 . 今年は、真珠湾への奇襲攻撃から…

オリンピック作戦の全貌-④「日本に民間人はいない」

「There Are No Civilians in Japan」というタイトルを中津海法寛さんは紹介しています。 「日本には民間人がいない」が訳文だそうだ。 つまり、本土決戦の際、日本には軍人しかしない。徹底して殺戮して殲滅せよ、という事。 米極東空軍の諜報部隊の参謀が…

オリンピック作戦の全貌-③地下壕と毒ガス

昨日のつづきです。 今日は、米軍が毒ガス兵器を使う計画を持っていたことについて書いておきます。 米軍が日本に対して毒ガス……。 . 中津海法寛さんは「ペリリュウー・沖縄戦記」から米軍兵士の手記を紹介いる。 「日本兵はじっと地下壕の奥に立てこもり、…

オリンピック作戦の全貌-①

「幻の本土上陸作戦」ーオリンピック作戦の全貌(NHK番組「果てしなき殲滅」)ー中津海法寛著を買って読んだ。 オリンピック作戦の事は、保阪正康著の「本土決戦幻想」を6年前に読み、ブログに書いていたので知っていた。 今回、本屋でこの本を手にし、…

コロンブス像撤去-たたかう女性の聖地

「赤旗」(10/9)です。 時代は変わった。 1年前、メキシコ市のコロンブス像が撤去された。 私たちが学校で勉強したコロンブスは、アメリカ大陸を発見したという英雄として語らえたが、実は西洋人が大陸を知ったとすべきであり、米国などの繁栄はもたらした…

満蒙開拓の「真実」

「朝日」8/31付。 満蒙開拓平和祈念館館長の寺沢秀文さんのインタビューが載っている。 国家に騙されて中国東北部に行った人たちは、敗戦に伴い悲惨な目にあいながら帰国した。 中には思いを果たせず、取り残されたり、亡くなったりした人たちも大勢いた。 …

 ショック・ドクトリン⑪

ショック・ドクトリンのつづきです。 最後に登場する国家はイスラエル。 イスラエルは、パレスチナや周辺国を抑圧してきたが、その都合のよい理屈は「テロとの戦い」だった。ブッシュ大統領がアフガンやイラクで行った侵略のカモフラージュと同じだ。 これら…

アフガン戦争、米国の敗北

米国は、20年間にわたって攻撃してきたアフガニスタン戦争に敗北し敗退した。 米軍が撤退するなかでタリバンが首都カブールを制圧した。 一連のメディアの報道は、この戦争の開始から敗北まで、終始アメリカ側の情報を流してきた。 ニュースで米国の犠牲者…

ショックドクトリン ⑩スリランカ 第2の津波

ショック・ドクトリンの続きです。 参事便乗型資本主義には、自然災害も含まれる。 インド太平洋大津波は、インド洋の各地の沿岸住民を襲った。 ナオミ・クラインは、被害を受けたスリランカとモリディブを、参事に便乗した第二の津波=外国資本が襲い、被害…

ショック・ドクトリン 戦争の民営化⑨

やがて20年近く前になる。私たちが侵略だと、米国のイラクへの戦争に反対していた頃、民間軍事会社が大きな問題になっていたのは知っていた。 しかし、M・フリードマン学派の市場原理主義、民営化が、戦争の広範な分野にまで及んでいる背景は知らなかった…

ショック・ドクトリン アジア通貨⑧

ナオミ・クラインのショックドクトリンの下巻を読み始めた。上巻につづいて紹介したい。 新自由主義は、アジア各国を襲った。1990年代の後半の事だ。 インドネシア、タイ、韓国、フィリピンが攻撃の対象となり、特に市民や労働者が多大な犠牲を被った。 マレ…

環境革命の虚実

中央公論3月号で「環境革命の虚実」の特集があったので買って読んだ。 編集姿勢は、政権や経済よりと思えるが、斎藤幸平さんと藤原辰史さんの対談もあり勉強になった。 . 小泉進次郎環境大臣のインタビューは、「再生可能エネルギーとEV抜きに日本の未来は…

オランダ 旧植民地の文化財返還

11月1日-オリンピック作戦

今日11月1日は、米軍のオリンピック作戦の開始予定日だった。75年前の事だ。 幸運にも、8月に敗戦を迎えたので本土での決戦は免れた。 沖縄戦のような地上戦の悲劇が九州で起こらなくてすんだ。 問題は、そんな悲惨な事が起こりかねなかった事実を多くの…

「特高」警察は戦後へと引き継がれた

昨日のつづきです。 「特高」にも、いろいろな人がいたんだなー。と思いました。 井形さんは、戦後、新聞にいろいろな投稿を始める。 ところが戦前、「特高」として、「投書抑え係」だった自分の投稿が検閲されることになる。占領下、米軍の指令によって。 …

「特高」経験者として伝えたいこと

「特高」警察官だった人が自分の経験を伝えるために本を出すのは珍しい。「特高」経験者として伝えたいこと(新日本) 井形正寿さんは、1943年に大阪府の警察官となり、敗戦間際の45年4月から特高係として「使い走り」のような勤務をし、戦後は、公職…

引き上げ体験-東安駅列車爆破事件、来民開拓団集団「自決」

昨日につづき、平田巌さんの話を紹介する。 . ―東安駅列車爆破事件― 東安駅列車爆破事件は、私たちが東安駅を出発した9時間後、8月10日午前9時頃、起きた事件である。 虎林駅を8月9日に出発した最後の避難列車が、10日早朝東安駅に到着した。この列車は18両…

敗戦の満州から引き上げ、弟と妹を亡くす --平田巌さん--

先日も紹介した平田巌さん(熊本市)の満州からの引き上げ体験を聞いた動画ができました。ご覧下さい。 . 引き上げ体験を語る平田巌さん 弟、妹亡くす. 平田さんが書いていた体験記も、2回に分けて以下に紹介します。 . ―敗戦の満州・引き上げー 平田巌 戦…

山本五十六の戦争-

戦後75年、節目の年の8月も今日だけ。 保阪正康著の「山本五十六の戦争」を読んでいる。保阪氏の本は何冊か読み、多くの軍関係者から取材しての著述に好感を持っている。 本の帯には「日米開戦回避の志に反して、真珠湾作戦を指揮し、早期講和を念じなが…

ソ連軍に追われ、引き上げ命がけ

戦争が敗戦に終わり75年。当時、さまざまな悲惨な体験をした人たちがたくさんいました。 「赤旗」(8/22)に載った平田巌さんの記事を紹介します。 時がたち、悲惨な戦争体験を語れる人も少なくなった。若い人たちはピンとこないと思うけど、様々な機会に戦…

伏龍特攻隊-海底の少年飛行兵

8月、この時期、戦争関連の本を読むようにしている。中古本で買っていた「海底の少年飛行兵」-海軍最後の特攻・伏龍隊の記録(門奈鷹一郎著)を読んだ。 戦争末期、海軍の空を飛ぶはずの特攻隊に入った少年らは、潜水服で海底に潜む訓練に明け暮れることに…

新興教育運動と田代官次

「新興教育運動と田代官次」なる古いパンフが出てきました。 治安維持法犠牲者国賠同盟熊本支部の1996年発効で、梶原定義さんが書かれました。 田代官次さんは1930年代、社会変革を確信し、科学的で自主的な教育実践と侵略戦争に反対した青年教師でした。 今…

トランプ大統領の無法

年明けから、きな臭い動きになってきた。 トランプ大統領の命令によるイランの司令官の爆殺だ。(写真-赤旗1/7) 他国にいる司令官を空港で殺されたんじゃー、やられたイランもちろん、自国内で勝手に隣国の軍司令官を殺されたイラクの国民も政府もやり返し…

アフガンの地でー中村医師の報告から

今日の各紙は、銃撃され死亡した中村哲医師の記事でいっぱい。 6紙一とおり目を通して、どこの記事もよかったが、一番くわしく接近していたのは「西日本」だった。 「西日本」は中村さんが福岡出身ということもあり、年に数回「アフガンの地で」という中村…

なんということだ。中村哲医師 死亡

どうして…。 こんな人が殺されるなんて。 . . 泣けてくる . 現地の人は、悲しみと憎しみにかられるだろう…。 . 襲撃した連中の狙いどおりには、絶対にさせまい。 . .www3.nhk.or.jp adayasu.hatenablog.com adayasu.hatenablog.com adayasu.hatenablog.com a…