サスティナビリティ考

地球環境、持続可能、政治・経済・社会問題などについて書いています。 メール kougousei02@yahoo.co.jp

戦争・外交・歴史

敷戸弾薬庫

大分市にある自衛隊の敷戸弾薬庫。 平和委員会の行動に参加、現地に行ってきた。 地対艦ミサイルや敵基地ミサイルを貯蔵するため、新たに弾薬庫を増設する工事が始まる。 周辺は、住宅地が広がり学校や保育園もある。 弾薬庫は、横穴方式らしい。 これまでは…

レゾリュートドラゴン24-日米オスプレイの事故対策訓練

レゾリュートドラゴン24が行われているが、どうやら日米オスプレイのトラブル対処訓練のようだ。 陸自オスプレイは、戦争により自衛隊員の負傷者を那覇や九州の自衛隊病院に緊急搬送する訓練だった。しかし与那国では、あわや大事故になりそうな離陸失敗の…

熊本空港にF15戦闘機が訓練で着離陸

衆院選の最終盤。 日米共同統合演習「キーンソード25」が行われていて、先日は陸自オスプレイが熊本空港に着陸、今日は初めて戦闘機が着離陸した。空自のF15戦闘機。4機も。 どんな戦闘の訓練なのか?NHK他のニュースではわからない。防衛省の発表報道だか…

被爆者がノーベル賞を受賞

news.yahoo.co.jp 若いころから平和運動、核兵器禁止運動をやってきた。 核廃絶が遅々として進まない絶望とのたたかいのなか、核禁条約ができ、今回の被団協の受賞、運動してきたかいがあったと感じる。 次は、日本の核禁条約加盟。簡単にはいかない。政権交…

ナラティブ③ 事実と物語

大治朋子著の「人を動かすナラティブ」のつづきです。 P297 にノンフィクション参加の保坂正康さんの話が書いてある。 保坂さんは、たくさんの元日本兵や将校の体験を聞き取った本が有名で、私も読んだころがある。 「『無念と悔しさ」を抱えたまま戦場で息…

佐世保-基地と九十九島

休刊日を利用して、久しぶりに遠出。 佐世保の基地と周辺の展望台から島々を見て回った。 あいにく靄があり見晴らしが良くなかった。 米艦船は見なかったけど、空母化へ改修される「いずも」が停泊してた。 佐世保重工業の工廠、ドッグやクレーンもすごく大…

いわさきちひろ没後50年

今日の「赤旗」に「いわさきちひろ没後50年」の「手記」が載っている。 書いたのは孫娘のまつもとはるのさん。 ちひろの絵はデッサン力と滲み水彩画にあるという。 瞳の上まぶたのラインを書く緊張。 私は絵のことは全くわからない。 子どものかわいい絵、…

長崎市平和式典 イスラエル招かぬ

明日は79回目の長崎原爆の日。 鈴木長崎市長は、ロシアやベラルーシと同様に、式典へのイスラエルの招待をやめた。 これに対し、米国などG7(日本除く)などが長崎市に書簡を送り、イスラエル除外の場合、大使から高官主席に格下げするとしている。 オリ…

湯崎広島知事の8.6広島スピーチ

とてもよかったスピーチです。www.youtube.com newsdig.tbs.co.jp

日本の国境問題①

孫崎亨著の日本の国境問題を読んでいる。 尖閣諸島が大きな問題となった2011年の書です。

海自潜水艦乗組員不正 元海自幹部が叱る

8/4付「赤旗」日曜版です。 軍事会社と自衛隊の接待癒着の問題。 社会保障、教育予算の削減をしり目に、軍拡を急ぐ自衛隊。 軍事ファースト社会へ移行した。 しかし重大問題がある。木原防衛大臣だ。 自衛隊の警務隊が隊員の違法を捉え逮捕していたのに何か…

原爆投下は国際法違反-寅子

今週の「赤旗」日曜版です。 原爆投下は国際法違反と断じた原爆裁判の判決に関わったのが朝ドラ「虎に翼」の寅子--三淵嘉子さん。 米国の原爆投下は国際法違反だとして、その損害の賠償を日本政府に求めた裁判。63年東京地裁は、損害賠償を棄却したが重要な…

オリンピックとイスラエル・ロシア

Nice23で斎藤幸平氏がオリンピックめぐって発言。 パチパチパチパチ。 そのとおり。 ダブルスタンダードは、許すべきでない。www.youtube.com パリで華やかにオリンピックが開催中。世界中に映像が発信され感動をよんでいる。 そのさなかにイラン大在住のハ…

イスラエル元兵士が語る非戦論⑦ 良い武器と悪い武器

日米のオスプレイが熊本空港に駐機しているだろう。飛び立つだろう。着陸するだろう。と思い朝と夕方空港に行ったが駐機もなし。暑いばかり。 イスラエル元兵士が語る非戦論(集英社新書)の続きです。 ダニーさんの武器産業で働く親戚の人との会話。親戚さ…

平和委員会総会-レゾリュートドラゴン

27日土曜日、県平和委員会の第22回定期総会がありました。 合わせて「低空飛行問題と九州軍備強化」と出して、九州各県の平和委員会の取り組みが紹介されました。 各地で米軍と自衛隊の基地拡大、共同訓練の報告がされ、戦争準備の動きがは着実に進んでい…

イスラエル元兵士が語る非戦論⑥ ダニーさんの動画

イスラエル元兵士が語る非戦論(集英社新書)の続きです。 ダニーさんの動画をごらん下さい。 人としての変化が感じられる。 シリア人との対話がある。 イスラエルでは、シリア人は敵対国の人。 でも、日本でのシリア人は、普通の市民。www.youtube.com

イスラエル元兵士が語る非戦論② 被害者意識と選民意識

イスラエル元兵士が語る非戦論(集英社新書)の続きです。 被害者意識と表裏一体の選民意識 イスラエルでは毎年5月ごろ、戦争とテロで亡くなった人たちの追悼記念日があって儀式が行われ、全国一斉に2分間の黙とうを捧げるそうです。車を止め、バスを止め…

イスラエル元兵士が語る非戦論①

「ほぼトラ」のまま推移し、実際に米大統領がトランプになったら、パリ協定から離脱、化石燃料回帰、ウクライナもガザもさらに悲惨なことになる。 そんな中、健康不安が強い懸念をうんているバイデン氏が大統領選からの撤退を発表した。 撤退しないのか、す…

熊本駅前に戦闘車

今日は日本共産党の演説会が駅前の新都心プラザでありました。 弁士は紙智子参院議員、田村貴昭衆院議員、2区予定候補の奥田木の実さん。 猛暑の中、多くの人に参加していただきました。 ところが右翼の街宣車が早くから会場広場に横付け。 大きな音量で街…

自衛隊員が「戦死」するとき

月刊誌「前衛」8月号に、「自衛隊員が「戦死」するとき」と題した「靖国」にかかわる問題が掲載されている。著者はジャーナリストの柿田睦夫さんで一部紹介する 最近3つの事が起こった。 ①自衛隊の元幹部が靖国神社の宮司に就任 ②陸自・海自が靖国神社に集…

自衛隊218人処分

報道の通りです。 処分は特定秘密の漏洩が113人、潜水手当の不正受給が74人。 海自の潜水手当の時間ウソ報告で不正受給が約6年間で4300万円。その他にもいろいろ。 特に特定秘密については、海自の艦艇38隻で、船舶の動向に関する情報などを資格のない隊員で…

旧日本軍と自衛隊と米軍

沖縄の陸自第15旅団のホームページに、米軍相手に沖縄戦を戦い自決した牛島司令官の句が載せられている。 秋を待たで 枯れゆく島の青草は 皇国の春に甦らなむ 今月末から、米軍と自衛隊の訓練「レゾリュート・ドラゴン」が始まるが、この句を自衛隊員や家族…

自衛隊70年--「米軍ハ陸海軍ヲ統帥ス」

今年7月、日本共産党は創立102年を迎える。 自衛隊は、今年で70年だそうだ。 30年しか違わないのか?と、不思議な感じがする。 対米敗戦後、5年後に警察予備隊を米マッカーサーが命令して警察予備隊から再軍備への道を進み、9年後に自衛隊が作られた…

レゾリュート・ドラゴン24

レゾリュート・ドラゴン24が今年も7月28日から行われる。 熊本空港・陸自高遊原分屯地に陸自と米海兵隊のオスプレイ10機が訓練で来るそうだ。 CV22が奄美沖で墜落したが、原因が十分明らかにされないまま、オスプレイが日本中をあちこち飛び回る。い…

ガザに翼

妻・純子様につられて、朝ドラ「虎に翼」を見る羽目になっている。 寅子の夫は戦争に行かされ、今日、病死の知らせで落ち込んでいるシーンがあった。 戦争で兵士として他国に渡った夫や息子、恋人、家族は帰りを待った。 帰ってきた人もいれば、帰ってこなか…

台湾有事と日本の危機」⑪

台湾有事と日本の危機」(峯村健司著PHP新書)のつづき、これで最後です。 峯村氏が2020年秋、安部首相にレクチャー。 「台湾有事はまさに日本有事なんですね」ーと安部首相はつぶやいたそうだ。 それ以来か、台湾有事=日本有事が拡散されているが、米軍や…

 台湾有事と日本の危機」⑩熊本空港

台湾有事と日本の危機」(峯村健司著PHP新書)のつづきです。 著者の峯村氏、一般の煽り軍事本とちがい、具体的で現実的な問題点を指摘する。最終的には、日本の戦争準備のためと思える。だから、国民はよくよくこの両方をしっかり考察する必要がある。 P185…

台湾有事と日本の危機」⑧台湾出兵150年

台湾有事と日本の危機」(峯村健司著PHP新書)のつづきです。 防衛問題を扱う場合、こんなことも知っておいた方がいいでしょう。 「赤旗」(5/21)の平野久美子さんへのインタビューです。 学校ではあまり教えられないし、多くの日本人は知らないだろう。 で…

「台湾有事と日本の危機」⑦歴史と外交

台湾有事と日本の危機」(峯村健司著PHP新書)のつづきです。 峯村氏が劉明福氏に、台湾有事に米国が加入する可能性について聞いた事があり、これに対し「仮に米軍と衝突したとしても、我々には打ち負かす能力がある」さらに、 「米国が中国との全面戦争につ…

「台湾有事と日本の危機」⑥日中共同声明

台湾有事と日本の危機」(峯村健司著PHP新書)のつづきです。 中国により演習と機雷の敷設で、台湾はエネルギーや物資不足に経済的危機、国民生活苦と不安に陥った。 危機回避のために頼政権が求めた「人道回廊」を認める代わりに、中国側は「統一」に向けた…