サスティナビリティ考

地球環境、持続可能、政治・経済・社会問題などについて書いています。 メール kougousei02@yahoo.co.jp

イスラエル元兵士が語る非戦論⑦ 良い武器と悪い武器

 日米のオスプレイが熊本空港に駐機しているだろう。飛び立つだろう。着陸するだろう。と思い朝と夕方空港に行ったが駐機もなし。暑いばかり。

 イスラエル元兵士が語る非戦論(集英社新書)の続きです。

ダニーさんの武器産業で働く親戚の人との会話。親戚さんは左翼系の人だとのこと。

ダニー 「あなたがつくる武器で人が死に、子どもが殺されているのをどう考えているの?」

親 戚 「世界中の武器メーカーが『もう武器をつくりません』といったら、わたしたちもつくらないよ。でも、世界中の軍隊やテロリストは武器を手に入れるためにあらゆる努力をして、結局は手に入れているでしょ。だったら、わたしたちも武器をつくってもうけたほうがいいじゃないか」
 
 さて‥、この会話、あなたはどう考えますか?

 「良い武器」と「悪い武器」がある。
 のだろうか?
 イスラエルを守るための武器は「良い武器」で。
 ハマス側の「武器は悪い武器」
 パレスチナ人は「良い武器」で殺される。
 しかし、立場が逆なら、言い分も逆になる。

 また、
 武器は悪くないが、使う人間が悪い‥‥とかも。

 いろいろ考える。
 武器を手に入れられる人と手に入れられない人がいる。
 そして高性能の武器、破壊力のある武器は強者のもので、圧倒的だ。

 そもそも武器がなければ、大量殺りくは起こせない。
 包丁を振りかざしたところで、逃げる事もできる。
 爆弾がなければ、多くは殺せないし、建物の破壊なんてできない。
 世界中から武器がなくなれば、戦争もれテロも、殺人は極端に少なくなる。