メディア/広告/デザイン
デジタル・デモクラシーのつづきです。 分業の発達は、生産力の向上をすすめた半面、弊害も少なくない。 生産の世界的な分業で、どこで、誰によって、どのように作られた製品か、経過を知らないことは、よいことなのか? 例えば、フィリピンの女性アレッサは…
オーストラリアで最近、16歳未満のSNS禁止法ができた。 「熊日」30日記事、「動画中毒 命絶った息子」の見出し。 息子の母親が語った。 息子にスマホを渡したのは9歳の時。2つの家の往復という事情もあったという。 母親はスマホのリスクを考え利用状況…
ケンブリッジ・アナリティカは2014年、米国字中心に8700万人のフェイスブックアカウント情報を入手。 ケンブリッジにはイギリスの名門ケンブリッジ大学がある。この大学の心理特性コンピューターモデルの専門学者コーガン博士と連携し、個人の心理属性を…
「マインドハッキング」の続きです。(p172) 前日に書いた、フェイスブックのデータを基にしたシステムで特定された個人情報。 ケンブリッジ・アナリティカの事務所でのデータにもとづく「実験」。 スクリーンに映し出された個人。 ニックスは、電話番号を聞…
「マインドハッキング」の続きです。 私が書いているのは、フェイスブックの事なのだが、私のフェイスブック友達は、この手の内容にはあまり反応しない。 それもデータの一つとして収集、蓄積される。 「どこの店で何を食べて美味しかった」とか「ケガしたと…
「マインドハッキング」の続きです。(P55) 心理学のパーソナリティル理論で示されるー①知的好奇心 ②良識性 ③外向性 ④協調性 ⑤情緒不安定性の5つの因子は、長年の実験を経て人の個性や性格を把握するうえで非常に有効とされる。 つまり人種や民族だけで分…
「マインドハッキング」の続きです。 この本が扱っているイギリスのEU離脱(ブレグジット)をめぐる国民投票は、2016年なので8年前のこと。 共和党のトランプ氏が民主党のヒラリーを破って大統領となり、予想を覆す結果となったのが4年前の2020年。 主に…
「マインドハッキング」を読んでいる。サブタイトルに「あなたの感情を支配し行動を操るソーシャルメディア」とある。 なかなか面白い。著者・クリストファー・ワイリーが「ケンブリッジ・アナリティカ」で経験した暴露本である。 帯に書いてある事が分かり…
著者の大治朋子氏がエルサレム特派員時代について(P64)書いている。 パレスチナ自治区の学生がユダヤ教指導者家族4人を殺傷させた事件のナラティブ。容疑者は、大学の同級生で親友が2週間前にイスラエル軍との衝突で死亡した事がきっかけのようだ。彼は…
大治朋子著の「人を動かすナラティブ」を読んでいる。 様々な研究結果や事例が書かれていて興味が引かれる内容だ。 人々の認識や行動がそれぞれのナラティブ(物語)によって動かされているいう。 ナラティブ研究が進んでいるイスラエルの例がたくさん出てく…
「君たち、中国に勝てるのか」に対抗し、田岡俊次著の「台湾有事 日本の選択」を並行的に読んでいます。 最後の5章で軍事評論家の田岡さんと元「朝日」記者・アークタイムスの尾形聡彦氏の対談。 尾形さんは、「朝日」のワシントン特派員だったので、アメリ…
熊日の政経部、むかしはもう少しまともだった印象があるけど…。 6日から8日の「乱戦 比例の現場」特集。 なんと言えばいいか、わからん この見出し、この角度。 ①「自民、公明 保守票争奪 複雑な構図」 ②「立民、国民、維新 野党゛盟主”の座 争う」 ③「共産…
今日の「朝日」6面です。 NYタイムズがデジタルで伸長し、総契約数で1000万件を超えたそうだ。 リベラル系メディアと言われている新聞なのでよいことだ。 こんな記事、私のまわりでは関心が薄いが、私としてはスゴイ事と思える。 . adayasu.hatenablog.com …
新聞記者の望月衣塑子さんと 、元ニューヨークタイムスの日本支局長マーティン・ファクラーの対談本-「権力と新聞の大問題」を読んでいる。 対談本なので非常に読みやすい。その中でスノーデン事件の前触れ的な事件について書いてある。 ニューヨーク・タイ…
「朝日」の1/21付に、前ワシントン・ポスト編集主幹のマーティン・バロンさんのインタビューが載っている。 読んでみて、デジタル化、、、そういうことですよね~。でした。 日本の新聞では、日経がデジタル化の先陣をきっていて成功しているが、他は遅れて…
チューズ・ライフ・プロジェクト(CLP)の立ち上げ時に、立憲民主党の福山幹事長(当時)から1500万円以上の資金提供を受けていたことがニュースになっている。 news.yahoo.co.jp 番組に出演していた5氏が抗議の声明を出して明らかになった。 私もTLP…
今週の「赤旗」日曜版です。 メディアの気候危機の報道が弱いと、NHK前などでスタンディングを行い、NHKの経営計画に対する意見募集に〟気候危機解決のために報道をもっとしてほしい”と要望。 NHK側は受け止め番組が作られました。 やってるね♡www.youtube.c…
今週の「赤旗」日曜版です。 陸上短距離選手の末続慎吾さんが語っています。 「五輪は『平和の祭典』です。人種や肌の色など、違いを超えて『対話』して、理解しあうことに意義があります。それなのに開催国がこんなに荒れて、推進する側と国民が分断されて…
「2050年のメディア」(下山進著)の続きです。紹介します。 「日経」は未来をデジタルにかけている。電子版をとっている読者のうち20代の比率は15%だそうだ。これは、かなり高いといえる数字ではないか。 日経は、デジタル化で成功していたフィナンシ…
新聞のデジタル化で試行錯誤を繰り返し、紙中心の議論も乗り越えながらも、先行し成功しているのは日経新聞だ。 下山進著の「2050年のメディア」には、その経過が良く書かれている。先日来のつづき。 2010年に日経電子版が創刊される。 電子版単体で4000円。…
「2050年のメディア」-下山進著の続きです。 紹介は本の後半に飛ぶ。 アメリカの新聞は、インターネットの影響で日本より10年早く危機が訪れたようだ。 2004年から2018年にかけてアメリカでは、日刊と週間を合わせて1800の新聞がなくなり、4900万部も減って7…
「2050年のメディア」-下山進著を買って読んでいる。 おもしろいので少しずつ紹介したい。 www.youtube.com この動画を見てから関心を持った。 最大の発行部数を持つ「読売」の主に取材し、紙とネットの動向を探っている。 2018年の正月、読売新聞の賀詞…
4日の「赤旗」記事です。官房長官だった菅氏は、総裁選に出馬表明する前日の9月1日に官房機密費1億3200万円余のうち、9020万円を菅氏自身が自由につかえる領収書不要の「政策推進費」として使った。 また昨年9月14日に自民党新総裁となり16…
www.youtube.com 台湾のコロナ対策の動画です。 「毎日」新聞は、デジタル化が著しい。 台湾支局の記者が現場を取材し、わかりやすく動画で紹介している。 女性記者さんも異色な感じ。 . NHKが電波とともに、ネット配信を始めた。多くの人がテレビを見ず、ス…
テレ朝の羽鳥慎一「モーニングショウ」が安倍官邸と自民党からSNS使った攻撃を受けている。 これは許されない。 新型コロナウイルスを巡って、専門家や医療現場などの声をそのまま番組で紹介してきた「モーニングショウ」。 事態の推移は、番組が早くから…
「創」3月号に新聞社の徹底研究が載っており買って読んだ。 朝日、読売、毎日、日経、産経、東京の各社を取材しての論考でフムフムです。 どこもやっているのが紙とデジタルの編集の統合のようだ。 朝夕の通勤時間帯にスマホで読まれるためのニュース仕上げ…
テレ朝の報道ステーションの社会スタッフが契約打ち切りになるようだ。 報道では視聴率も高いニュース番組を長く支えてきた経験あるスタッフなのに。 どうやら電通の動き、官邸の動きが背景にあるようだ。 国民の知る権利にきちんと答えようとしている下請け…
今週の「赤旗」日曜版です。 私も毎日みている、テレ朝「報道ステーション」、社外スタッフ契約の打ち切りとの見出しです。 番組存続にもかかわるベテランスタッフの契約打ち切りで、唐突な話のようです。 どうも、「テレ朝」は安倍政権からにらまれていて、…
dot.asahi.com 上記「アエラDot.」から、「桜を見る会」疑惑で安倍首相が説明責任を果たさない中で、マスコミ幹部は安倍首相と会食をする… マスコミは何をやっているんだ! しかし、現場の記者のみなさんも悔しい思いのようだ。 新聞労連委員長・南彰氏が紹…
メディアや技術関係の動画を紹介します。 日本記者クラブの講演で現在進行中と近未来を想像させるうえで十分な材料です。 紙新聞で言えば、紙の壁が直ぐそこに、五年以内に来るようだ。 今の紙読者層の年齢が60代後半から70代後半にかけてらしく、この世…