「2050年のメディア」-下山進著の続きです。
紹介は本の後半に飛ぶ。
アメリカの新聞は、インターネットの影響で日本より10年早く危機が訪れたようだ。
2004年から2018年にかけてアメリカでは、日刊と週間を合わせて1800の新聞がなくなり、4900万部も減って7300万部に激減しているとのこと。
2008年のリーマンショックと2007年のアイフォーンの発売が大きな要因。
当時、ニューヨーク・タイムズも大ピンチとなるが、暗中模索のなか有料電子版の開発へとすすむ。
しかし、なかなか軌道に乗らなかったようだ。
悪戦苦闘の上に、他紙よりも先に成功にこぎつけた。
日本の新聞業界も、売れる・広がるデジタル化には苦労している。しかし、もはや紙の凋落は止めようもない。
文字だけでなく、動画も含めデジタル対応が必須だ。