サスティナビリティ考

地球環境、持続可能、政治・経済・社会問題などについて書いています。 メール kougousei02@yahoo.co.jp

科学と技術と幸福

TSMCと日本の半導体

日本の半導体の衰退問題。 メディアがほとんど知らせないアメリカの対日圧力。 共産党の田村智子さんが国会で、米国の対日経済支配の経過を明らかにした。 . www.youtube.com . テレ東のこの番組も参考になります。 www.youtube.comwww.youtube.com

デジタル・ファシズム⑤ 教育とデジタル

昨日の続きです。最後に「教科書のない学校」章があり、「教育とは何か」に関わることを堤さんは書いていて参考になる。 GIGAスクールが進めば、授業はオンラインとなり、教室に先生がいらなくなる。法律に規定されている責任や権限のある公務員教師でなく、…

デジタル・ファシズム④ GIGAスクール

ひさしぶりに堤未果さんのデジタル・ファシズムのつづきです。 今、自公政権は、「GIGAスクール構想」を推進している。 生徒一人に1台のタブレットを支給し、小中学校にクラウド、高速ネット環境を整え授業を行う構想だ。 4600億円の予算をつけられ、長…

デジタル・ファシズム③ デジタル通貨

フェイスブックのリブラ(リブラ協会)はご存じでしょう。仮想通貨として2019年に発表され、複数の法定通貨とに裏付けられることで信用が担保されるとした。 当然のように、米議会は反対した。世界の基軸通貨であるドルの発行元のFRBも特権的な利権を手放…

デジタル・ファシズム② スマホ決済

昨日のつづきです。ぜひ本を読んで見てください。 多くの国で、カードやスマホでのキャッシュレス決済が行われている。 特に中国では、スマホ決済が徹底しており、使い慣れた人にはとても便利なようだ。 下は日本にいる中国人留学生があげる15の便利さです…

デジタル・ファシズム① 信用スコア

堤美果さんの「デジタル・ファシズム」を読んだ。わかりやすく、恐ろしくなる内容、紹介したい。 技術の高度化が凄まじい勢いで進む中で、便利なのだろうが、はたしてこれで人々は幸せになれるのだろうか?と疑わずにはおれない。 「信用スコア」というのが…

学術会議-政府と「調整」していない

大西隆元学術会議会長のインタビューが「赤旗」に載った。 学術会議会員の任命拒否問題で菅首相は「以前は学術会議の推薦名簿が出る前に、政府と会議側で一定の調整が行われていた」「(今回は)推薦前の調整が働かず、任命に至らなかった者が生じた」と答弁…

学術会議員任命拒否-菅首相の虚偽

国会が開かれ各党の代表質問が行われ論戦が始まった。 菅首相は、会員の地域分布、特定大学への集中など是正する観点から総合的、俯瞰的観点から判断したと、これまでと同じ答弁を繰り返した。 だが、今日の「赤旗」報道のように、大西元会長は、女性比率や…

次世代自動車産業

2022年の次世代自動車産業(田中道昭著PHP)を読み始めた。 2018年6月の発行なのでこの2年近くの間に、自動車産業はさらに変化しているでしょう。 驚いたのは、電気メーカーのソニーが自動車(電気)のモデルを発表したことです。 さらに驚いた事…

新聞の現実・近未来、米中の技術競争

メディアや技術関係の動画を紹介します。 日本記者クラブの講演で現在進行中と近未来を想像させるうえで十分な材料です。 紙新聞で言えば、紙の壁が直ぐそこに、五年以内に来るようだ。 今の紙読者層の年齢が60代後半から70代後半にかけてらしく、この世…

ユヴァル・ノア・ハラリ

歴史学者のユヴァル・ノア・ハラリ氏。 今、ホモ・デウスの下を読んているけど、時間がかかる。 前作サピエンス前史もベストセラーだったようだが、中古本も買って読みたいと思う。 ややこしい書き回しで、サクサクいかないけど、しっかり読んでおくべきと思…

ホモ・デウス

世界的に話題になったホモ・デウス(ユヴァル・ノア・ハラリ著)今ごろ読み始めた。 人類は長い間、飢饉と疫病と戦争で命を落としてきた。 しかし、20世紀から今日に至り、それら3つをほぼ克服し、遺伝子操作やAⅠ技術などを使い、自分自身さえ作り変える…

ノキアの復活

一時期、携帯電話で世界を席巻していたフィンランドのノキアは、アイフォーン・スマホの登場で倒産の危機に見舞われた。 しかし最近、ノキアは復活しているそうだ。 5G基地局の開発などで。 以下の記事が面白かったので紹介します。gendai.ismedia.jp 経営…

操られる民主主義③ ビッグ・データと選挙

操られる民主主義の続きです③ ビッグ・データと選挙について。 2006年の米大統領選でオバマ陣営は、国中の有権者全員に一組の数字を振り当て、オバマに投票する見込みと、選挙運動を支持するかどうかを予測した。 2016年、トランプ陣営は、2億3000万人…

「操られる民主主義」② 選挙ボット

「操られる民主主義」 のつづきです。操られる民主主義: デジタル・テクノロジーはいかにして社会を破壊するか作者: ジェイミーバートレット,Jamie Bartlett,秋山勝出版社/メーカー: 草思社発売日: 2018/09/20メディア: 単行本この商品を含むブログ (1件) を…

操られる民主主義①

「操られる民主主義」-デジタル・テクノロジーは、いかにして社会を破壊するか—を読み始めた。面白い、というか末恐ろしくなる。操られる民主主義: デジタル・テクノロジーはいかにして社会を破壊するか作者: ジェイミーバートレット,Jamie Bartlett,秋山勝…

AI搭載 ドローン部隊−バカはやめろ

年内に雪は降らないと思っていましたが今日、ハラハラと…。イヤ、ぴゅーぴゅーと。降ってきました。 明日の朝は冷え込みそうです。風邪にご注意を。 今日の「朝日」1面です。紹介します。 AIを付けた119機のドローンが連携し、終結や分散を繰り返し、…

科学・技術国、日本の衰退

今日の「赤旗」3面です。 日本の科学論文数が10年前の2位から4位に後退しているそうです。 質の高い論文数は、4位から9位に落ち込んでいるそうです。(6月発表の政府の科学技術白書) 安倍政権の大学への予算削減が基礎研究を蓄積を悪くしているよう…