サスティナビリティ考

地球環境、持続可能、政治・経済・社会問題などについて書いています。 メール kougousei02@yahoo.co.jp

荒野に希望の灯を灯す

 電気館で上映中の「荒野に希望の灯を灯す」-中村哲さんのドキュメンタリー映画を観てきました。みなさん、お勧めです。
(29日木まで上映予定)denkikan.com
 中村哲さんの動画や番組は、これまでもいくつか観ましたが、やはり、えらいという感動的ですね。
 凶弾に倒れたことでは同じですが、やはり安部元首相と中村哲さんは、生き方、価値観が全然違う。
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 ただ気になるのは、気候変動、干ばつの問題です。
 クナール川からの取水・灌漑。
 映画でもあったように、いつかは氷河湖の決壊でパキスタンのように大洪水が起こるかもしれない。
 大河でも、氷河の減少で、いつかは水量が減るかもしれない。
 地球環境の回復、気候変動を止めないと、根本的な解決はできない。
 映像で見るアフガンに農山村の人たちは、ほとんどCO₂を出していない。
 にも拘わらず、甚大な気候災害にあう。これは不正義です。
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「彼らは殺すために空を飛び、我々は生きるために地面を掘る」-中村哲
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「先進国の私たちは・・・・のために・・・・・し、アフガンの農民は・・・・・」-という事かもしれない。

kouya.ndn-news.co.jp

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木村草太--「国葬」論

 神保さんのビデオ番組に出演した憲法学者の木村草太さん「国葬」の問題解説がおもしろかった。紹介する。
 安部氏に対する敬意と慶弔を「誰が」表すのか?が問題で、岸田内閣はそこをあいまいにしていると指摘。

 岸田首相が言う「国全体」とは何か?
 内心の自由表現の自由や公費の支出やら、憲法にかかわる問題がでてくる。
 実態からして「国葬」でなくなり、「内閣葬」に近いのだから、「国葬」と呼ぶことの違いを、国民がしっかり認識しておくことが必要だ。
 だいたい、国民の大半が反対している「国葬」なんでありえない。
 旧統一協会と、関係が一番深かった安部氏の「国葬」なんてありえない。
  韓国生まれの「反日」カルト集団・統一協会と、「嫌韓」-日本会議の支持層の協力共同の関係は、自己矛盾も甚だしい。
 不思議な不思議な、「大同を捨て、小異につく」権力関係。

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グローバル気候マーチ2023熊本

 熊本でもグローバル気候マーチ2022--とりあえず、一応やりました。
 高齢者を中心に4人で。
 人々の関心はイマイチです、、地球の現状を見れば、手遅れになろうとしているのに、、。
 写真を撮ってくれるようお願いした2人、他にチラシ20数枚配った。
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グレタさんたちも行動している。

グローバル気候マーチ2023

 明日がグローバル気候マーチです。
 小人数でも、若くなくても、短時間で簡素でも、行動します。
 都合のつく人、ご参加を。

 各地では、若者が頑張っています。

民放NHK6局連動「気候危機を食い止めよう」

民放NHK6局連動「気候危機を食い止めよう」 - 「1.5℃の約束 – いますぐ動こう、気温上昇を止めるために。」動画は配信している。
 とても良いことです。

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耕さない農業

「朝日」のグローブです。
 耕さない農業は知っていましたが、この写真にはビックリです。
 右の耕した草の根に比べて、左の耕さない草の根の長いこと。2メートルぐらいあるのでは‥‥。スゴイ。
 これを草が土の養分を吸い尽くすとみるのか、それとも深い根に様々な微生物が活発な役割を果たしているとみるのか‥‥。
 少なくとも地中の生物多様性が高いということだ。という事は、作物にとってもいい事‥。
 本来なら、地中にも根やら微生物やらミミズやらに炭素が貯蔵されているはず。しかし近代農業の耕し、肥料をまき、農薬も散布する農業では、地下の炭素貯留量も少なくなっている。
  耕さない農業。なるほど。
 私の猫のひたいほどの庭、カライモを掘り出すとき以外は耕さないのです。めんどうなので。
 でも、野菜の育ちはイマイチ。研究、工夫が必要のようです。自然農法に近づくのもむずかしい。

「ドーナツ経済」⑨

「ドーナツ経済」をやっと読み終えた。
 読んだ文庫本は昨年7月の出版なのだが、もともとは2017年に刊行され、すぐに訳本も出ている。
 もっと早くに読んでおくべきだった。時間おいて、もう一回読むことにしよう。
 7章は、成長にこだわらない-- という章
 ケイト氏、オックスファム(貧困と不正を根絶するための持続的な支援・活動を行っている団体)の在籍中の2012年に、上司から「今後、高所得国で『グリーン成長』という概念を推し進めるべきか、それとも『脱成長』の陣営に加わるか、について判断を下すため、判断の材料になるレポートを作成してもらえないか」と頼まれたという。
 2012年と言えば、10年も前の事。私が「脱成長」という言葉を知ったのは、2020年10月に斎藤幸平氏の「人新世の資本論」を読んでからだった。
 なので、おそらくEUなど欧米では、早くから「脱成長」の議論がまき起こっていたのだろう。
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 経済成長せずに、国民の窮乏に終止符を打った国はこれまで一国もない。
 経済成長によって、自然環境の悪化に終止符を打った国もこれまで一国もない。
  という矛盾、悩ましさがある。
 各国とも経済成長を求め、憑りつかれたように終わりのない成長率の競争をつづけている。
 しかし、その終わりは想像しない。していない。
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 10%の成長率は、7年で倍の大きさになり、3%だと23年で倍になる。
 自分の収入が年率3%増だとしても、20年ぐらいたてば倍になると、たいへんうれしいことに思える。
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 2015年世界の成長率は約3%で、世界総生産(GWP)は80兆ドル(約11,600兆円)だった。
 その成長率3%が続けば、2050年には、約3倍に、20100年には10倍以上、2300年には240倍になる。
  しかしそんな世界全体の、地球上での、物の動きとエネルギー消費、廃棄を想像するとなるとどうだろう?。
 今でこそ、地球への環境負荷は、地球の1.3倍以上でオーバーしているのに。
 私たちは無限の経済成長を信じて、あくなき生産と消費をつづけている。だが、その終息は想像しない。
 「指数関数を理解できないことは、人類の最大の欠点だ」--原子核物理学者-アル・バーレット。
 惑星・地球のシステムの限界内に人類活動を制限することは当然のことだ。気候変動などは、既にドーナツの外枠をはみ出している。
 そして、それほどの物質の生産を行っているのに、人類全体は不公平で格差があり、気候災害も貧しい人たちから犠牲を強いる。この経済社会システムを、急いで変える事が必要な時期にきている。

世界気候アクション2022.9.23

 23日、世界気候アクションが行われます。
 ヨーロッパの熱波と森林火災、パキスタンの代大洪水、台風14号、、、記録的な被害が拡大しています。
 何か、、しないではいられません。
 どちらかのグループが行動を提案してもらうとありがたいですが、とりあえず私のほうで提案させていただきます。以下。

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台風接近、ブドウ収穫

 過去最大級の台風14号が接近中で、どうやら熊本も直撃コースです。
 台風被害の前に梨などの収穫に急ぐ各地の農家がニュースで流れました。
 我が家でも、台風前のブドウ収穫です。
 このブドウ、ホームセンターで、売れ残って枯れそうになって200円ぐらいになっていたのを、かわいそうと思って買って、家のコンクリの横の固い土に植えたものです。
 育ちは期待していなかったのですが、 たくさん実をつけました。
 かなり摘果したつもりですが、それでも生りすぎで十分熟れていないものもあります。
 でも小粒ながらおいしい。種も多いけど、美味しい。
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 カミさんが近所に配りました。
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南西諸島にシェルター

 今日の「熊日」1面見て驚いた。
 自公政権は、南西諸島に住民避難用のシェルターを作るようだ。
 検討中というが、いよいよ南西諸島、奄美、沖縄の島々、場合によっては九州・熊本だって、戦場にするということだ。
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 憲法9条下で、戦争しないはずの日本が、戦争準備に入ったと思わなくてはならない。
 この事態にどう反応するか? 関係地域住民と日本国民の現状認識が問われる。
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 中国の海洋侵出は問題だし、台湾への軍事的脅しも問題だ。
 だが、それを理由に自公政権は、台湾有事=日本有事というが? そんな事は直接的にはありえない。
 それは南西諸島に自衛隊のミサイル部隊を配置し、敵基地攻撃能力の保有として、中国に届くミサイルまで配備しようとしているからだ。また米戦闘機や艦船が相手国に向かって日本の米軍基地から発進するからだ。
 そうなると当然、日本は中国とのミサイル戦争になる。
 日本が中国と軍事対決する必要はない。
 戦争になった場合、日本も中国も戦場になるが、うしろで操る米国は太平洋の向こうで安泰だ。だいたい本土を戦場にしたことのない国民だ。
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 国民の生命財産を守るのが国家なら、戦争をしない、避ける事が国家の使命だ。
 相手は、経済力や技術力でもやがて米国とも肩を並べる、人口も日本より10倍以上多く、かつて日本が侵略した国、だ。
 米国は、本国を犠牲にしてまで日本を守る事はない。これは常識も常識。しかに日本の指導者には、この常識が通用しない。なぜか?
 日本の指導者は、対米敗戦から何を学んだのか?にかかわる。
 それは、国民犠牲の上に成り立つ強者への服従だ。

気候マーチ 9.23

 23日(金)に「世界気候アクション」が行われる。
 今週の「赤旗」日曜版が京都の若者の取り組みを紹介している。いいな~。
 熊本でもなんかしたいけど、どうしょうか?思案中。
 学生・高校生など若い人が発案してくれれば、いくらでも応援、参加したいけど。
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 どこからも声が上がらなかったら、上・下通りで、スタンディングでもしようかと思う。
 パキスタンの大洪水は、ひどい状況で、これからますます水、食料、住まい、衛生など困難な事態に陥る。
 明日の熊本、日本、世界中、地球の姿かもしれない。
 簡単でもいいので、何か、したい。
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「健康友の会だより」に寄稿

 「くまもと健康友の会だより」に地球環境・気候危機問題の寄稿を載せていて、3回目の9月号は「地球と人の健康」と題して書きました。
 知り合い2人から、読んだと感想をいただき嬉しく思いました。文を紹介します。
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  毎日毎日、猛暑が続いています。東北では、記録的な豪雨で災害が起きています。世界を見渡すと、特にヨーロッパの気温上昇が激しく、イギリスやスペイン、フランスなどでも、40℃を超える記録的な猛暑になっています。その猛暑と乾燥によって火災が発生、広大な森林を焼き尽くす事態となっています。
 北極圏のグリーンランド、今年7月の気温は平年より6℃も高く15.56℃を記録。毎日、最大60億トンの氷が融け、海に流れ込んでいます。グリーンランドだけでも、氷床がすべて融けてしまえば、海水面は7メートルも上昇する(数百年かけて)と警告されています。南極はいま冬場で、大陸周辺の海が凍って海氷となって広がり、9月後半には最大になる時期です。ところが今年は、6月から8月初めにかけて、海氷が広がる速度が遅く、観測史上最小となっています。(グラフ:JAXAより)

 人間は今、温室効果ガスを毎年、400億トンも大気中に出し続け、地球温暖化を引き起こしています。地球温暖化がもたらす害悪は多々ありますが、海水面の上昇こそ最大の問題だと思います。私たちは、海岸線は変わらないものと思いがちですが、今から2万年前の最終氷期には、海の水が蒸発して雪となり、北米大陸やヨーロッパに積もって氷床となり、海水面は今より120mも低かったようです。有明海は谷で、天草は島でなく半島、九州も四国も本州とつながっていました。今は、その逆が進行中、数百年のうちに、海面上昇で宇土半島宇土島になってしまうでしょう。
今、多くの国で領土争いをしていますが、愚かなことです。海に面しているところは他国どころか海に侵略され、内陸部はサバンナと砂漠から侵略を受け、それはとどまる事を知りません。今や安全保障上の脅威は、他国ではなく気候変動であり、自らの地球環境破壊です。これは各国共通です。だから互いに協力できるし、しなければなりません。戦争なんかしている場合ではありません。

という内容でした。