サスティナビリティ考

地球環境、持続可能、政治・経済・社会問題などについて書いています。 メール kougousei02@yahoo.co.jp

現代マルクス主義を考える

哲学系ゆーちゅーばーじゅんちゃん

参考になる動画でした。 また、コメントも一通り読みましたが、とても参考になりました。 様々な人が、それぞれの立場や認識から多様な意見を発し、それを自分なりに読み解き、自分の考えを持つことは大事と思います。 . www.youtube.com

ゼロからの「資本論」

斎藤幸平氏の「ゼロからの『資本論』」を読んだ。新書版でもあるが、わかりやすく書かれている。 そうですね、資本論の文章を「正確」に解説するというより、現代の視点から見れば、マルクス資本論が言いたいことは何なのか? といった観点に思える。 なので…

コモンズとして考える神宮外苑

どうぞ動画、記事をご覧ください。 若い頃、東京の千駄ヶ谷で働いていて、総武線ガード下の明治通りの歩道がバイクの置き場だった。 時おり神宮外苑、銀杏並木あたりも行ったことがある。 オリンピックのための巨費の国立競技場が作られ、今度は近隣が開発さ…

LIMITS-脱成長から生まれる自由③

自由とは「必然の洞察である」と、若いころ哲学の本で学んだことがある。 つまり、対象の性質や構造を知り、それに応じた働きかけをすれば、望むことを実現する自由を得られる、ということのようだった。 ただ今日からみて、どうだろうか? この本は、そのこ…

LIMITS-脱成長から生まれる自由②

LIMITS-脱成長から生まれる自由の続きです。 やっと読み終わったけど、集中力不十分で理解不十分。 でも、地球環境問題を学んでいる身として、これまでと違う視点に気づかせてくれたことには感謝したい。 脱成長は一応理解していたつもりだが、関連している…

LIMITS-脱成長から生まれる自由

LIMITS-脱成長から生まれる自由-ヨルゴス・カリス著を読んでいる。 けど、忙しく集中して本も読めない状況なので、頭に入らず難しい。(もう少し頭良く生まれたかった) でも、マルサスの人口論、ローマクラブの成長の限界、最近の脱成長論の考察を見ると、…

「希望の歴史」Humankind⑪ 管理とモチベーション

オランダの在宅ケア施設--ビュートゾルフは、年間最優秀企業に5度えらばれ14000人以上が働くおもしろ施設。 ヨス・デ・ブロークは、大規模なヘルスケア組織の役員だったが、「自律的チーム」「不干渉マネジメント」などのアイディアを次々だし、変えていっ…

「希望の歴史」Humankind⑩

南アフリカのアパルトヘイトが終わったのは1994年4月に、全人種が参加する選挙でネルソン・マンデラが大統領に選ばれたからだ。歴史の進歩を思い起こさせる知られた話だ。 だが、こんな話は初めてきいた。Humankind「希望の歴史」のつづきです。 実はマンデ…

「希望の歴史」Humankind⑨ コモンズの悲劇

Humankindの続きです。 著者のブレグマンは、小学4年の時に学校で、「それぞれの能力に応じて働き、必要に応じて受け取る」という共産主義の原理を教わった。 しかし実際に「共産主義」といわれるものは、旧ソ連にしろ、今の中国にしろ、先制支配の国家され…

「希望の歴史」Humankind⑧ 刑務所

その国がどんな社会か? を、見るにはどこを見ればいい? . たしか刑務所だったと思う。 アメリカの刑務所で刑期を終えて社会に出て、再び犯罪を起こす再犯率は世界一で2年以内に刑務所にもどるのは60%に至るそうだ。ところがノルウェー全体では20%、…

「希望の歴史」Humankind⑦ ホモ・ルーデンス3

子どもたちが危険すぎることをしようとしたとき、制止するのは当然だろう。もしも‥の場合もあるし。気持ちはわかる。私が子どものころの大人は、どうだったのだろう? . 私は、子どもらが小学校高学年だったか4人つれて、天草の下田の国道から断崖をおりて…

「希望の歴史」Humankind⑥ ホモ・ルーデンス

ホモ・ルーデンスって初めて知った。「遊ぶ人」という意味だ(人類の中で遊ぶ種)。 多くの動物たちも遊ぶが、人間も遊ぶ。特に子ども期は大事だ。Humankind( 人類) 「希望の歴史」のつづき。 最近の子どもたちは、大人たちに宿題や塾、部活、試験といった時…

斎藤幸平・奥田知志さん対談

斎藤幸平さんと奥田知志(抱樸理事長)さんの対談がとてもよかった。 奥田さん、スゴイことをやろうとしています。ご覧ください。 . www.youtube.comwww.youtube.com

希望の歴史④ 13日の金曜日

「希望の歴史」Humankind のつづきです。 . 1964年3月13日の金曜日の真夜中に、キティと呼ばれる28才の女性が暴漢にナイフで刺された。 彼女は「助けて! 刺された! 助けて! 」と叫び声をあげた。 近所の人は叫び声に気づいたが、誰も助けに行かなかった…

マルクス主義はソ連と中国とはまったく異なる--斎藤幸平

マルクス主義はソ連と中国とはまったく異なる----東洋経済の斎藤幸平インタビューがわかりやすい。面白い。で、お薦めです。 toyokeizai.net

行動する気候科学者 江守正多

10/9「毎日」の1面トップです。 国立環境研究所の江守正多さんの記事が載っている。 なかなか良い記事です。 紹介します。 江守さんは国家公務員でありながら、神戸市の石炭火発をめぐる民事訴訟で、原告側の証人として法廷で証言した。 横やりもあるだろう…

気候民主主義① くじ引き会議

気候民主主義 --次世代の政治の動かし方---(三上直之著)を読んだ。200ページもないのに2310円もした。岩波書店、ま、仕方がない。それだけの価値はあった。お薦めですので紹介します。 代議制民主主義が機能しておらず、国民、市民の声が政治に反映してい…

限界費用ゼロ社会

「限界費用ゼロ社会」--ジェレミー・リフキン著を読んだ。 というか途中でやめた。 「限界費用ゼロ」つまり費用がかからない経済ということ。 確かに、ネット社会によって、IOT、3Dプリンターなどによって、それまでよりも費用がかからない面は確かにある。…

「ドーナツ経済」⑨

「ドーナツ経済」をやっと読み終えた。 読んだ文庫本は昨年7月の出版なのだが、もともとは2017年に刊行され、すぐに訳本も出ている。 もっと早くに読んでおくべきだった。時間おいて、もう一回読むことにしよう。 7章は、成長にこだわらない-- という章 ケ…

「ドーナツ経済」⑧ニュートン株で大損

ドーナツ経済--先日のニュートンのつづきです。 1720年、「南海会社」(南米の植民地との貿易の独占権を与えられていた英国の会社)の事業が成功を収めたという間違ったうわさをきっかけに、株価が急激に上がり始めた。 すでにその株式をいくらか保有してい…

加藤登紀子と斎藤幸平対談

加藤登紀子さんと斎藤幸平さんの対談動画がとてもおもしろかった。 ぜひご視聴下さい。 . www.youtube.com . 加藤さんの話、はじめて聞く内容も多かった。かなり学び、知っている。 「紅の豚」の歌、「さくらんぼの実る頃」がパリコミューンと関係していたん…

「ドーナツ経済」⑦ニュートンとリンゴの成長

ドーナツ経済のつづきです。 ケイト氏、「システムに精通する」の章でニュートンを登場させている。 1666年、若き科学者だっがニュートンは、母親の家の庭に座っていたとき、木からリンゴが落ちるのを見て驚いた。 リンゴは、なぜいつも、横や上でなく、下に…

「ドーナツ経済」⑥「つつき、ネットワーク」

ドーナツ経済のつづきです。 ケイト氏、「21世紀の経済学者は、~、社会や環境に関する調整を真っ先に市場にゆだねようとするのではなく、社会の中でどういうダイナミックな相互関係が成り立っているか問うことから始めるべきだ」とし、「つつき、ネットワ…

「ドーナツ経済」⑤市場とマッチ---取扱いに注意せよ」

ドーナツ経済のつづきです。 忙しかったせいもあり、前回からかなり間が空きました。 それまで良い題材があって、折り目も付けていたけど忘れてしまった。 久しぶりに読み始めたところ、「市場とマッチ---取扱いに注意せよ」を紹介したい。 人々の行動の行動…

「なぜ今、あえてマルクスなのか?」斉藤幸平×角田陽一郎対談

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「なぜ今、あえてマルクスなのか?」斉藤幸平×角田陽一郎対談

「なぜ今、あえてマルクスなのか?」斉藤幸平×角田陽一郎の対談が面白かった。 斎藤幸平さんがマルクスに接近した若い頃のきっかけ、今の資本主義社会の問題、格差や環境問題を解決するために、マルクスの考えに学ぼうとしていること、わかりやすかった。 テ…

投資家が陥る資本主義の幻想--斎藤幸平

テレ東--「なぜ私たちは喜んで資本主義の奴隷となるのか?」 www.mof.go.jp.www.youtube.com

「ドーナツ経済」④動的均衡

24日までのページがなぜか消えてしまい困っています。復活させたいのでHatena さんに問い合わせ中です。 . ケイト・ラワース「ドーナツ経済」のつづきです。 これまで、現在も成長は良いこととされ、人々は無限の成長に向けて、自分の自由な時間を減らしてあ…

「ドーナツ経済」③組み込み型経済

. . ケイト・ラワース「ドーナツ経済」のつづきです。 . . 経済を単に、企業と家計、労働者と資本、財、サービス、消費などの流れでなく、家計を重視している組み込み型経済として、こんな図を書いている。 経済の中心の一つに家計をおき、商品としては反映…

「ドーナツ経済」②

ケイト・ラワース「ドーナツ経済」を読みながら、紹介していきます。 ドーナツと言ってもお菓子のドーナツではありません。 外側の円の外側が地球の限界を表し、内側の円と外側の間で人々の充足を確保する社会・経済を意味します。 今の社会は地球環境を破壊…