サスティナビリティ考

地球環境、持続可能、政治・経済・社会問題などについて書いています。 メール kougousei02@yahoo.co.jp

現代マルクス主義を考える

斎藤幸平さんと福島みずほさんが対談

この対談、なかなか面白かった。 www.youtube.com

人新世の資本論に書評

「暮らしと自治くまもと」編集部から、2021年10月号「特集」号に書評を求められ、初めて書評なるものを書きました。以下、その文です。 . 「人新世の資本論」は、ベストセラーとなり、わずか1年間でやがて40万部を突破する勢いです。アマゾンの評価欄には…

ノーベル賞受賞の真鍋さんの発言

ノーベル賞を真鍋淑郎さんが受賞した。 気候問題をかじったつもりなのに私、こんな人がいたとは知らなかった。J・ハンセンらに影響を与え気候モデルを考えた人とは知らなかった。 apnews.com 上記、AP通信の記事がなかなか。 引用すると、 「マナベは、気候…

「人新世」-地球への人間の関わりのシステムチェンジを

「暮らしと自治くまもと」編集部から、2021年10月号「特集」--私たちは「気候危機」にどう立ち向かうか--と題する原稿依頼があり、地球環境問題について、私の思いを書きました。ちょっと長いですが…。 . 「人新世」-地球への人間の関わりのシステムチェンジ…

宮川彰氏の斎藤幸平氏批判について

経済学者の宮川彰の斎藤幸平氏批判の動画み見た。埼玉県での資本論講座での動画です。 . www.youtube.com . ちょっと小ばかにした、笑いながらの批判は学者としてどうかと思う。 そういえば若い頃、東京学習協の講座で宮川彰とかいう人の講義を聞いたことが…

気候危機 見て見ぬふりは もうできない。

今週の「赤旗」日曜版です。1面、見開き含め5ページ使った特集です。 気候危機回避へ、世界の動き日本の動き、商業マスメディアの伝え方は極めて弱い。 その水準に多くの国民もとどまり、関心があるようでないような、あいまいさがあり行動につながっていな…

労働時間を減らしてCO2減らそう

ル・モンド紙の記事がナルホドです。 . jp.mondediplo.com 「環境を犠牲にするような経済成長はもう必要ない!」という声が一部の先進国からは聞こえ始めているが、フランスでは、進歩的な労働組合や政党が35時間労働をさらに短縮しようと試みている。 ワー…

脱成長-コロナ時代の変革構想

世界10月号を買うため、大きな書店なのになかったため、次の書店まで回った。 特集は「脱成長」。斎藤幸平氏が書いている。他にも、面白い論説があり、買いにいった甲斐があった。 紹介したいのは、朝日の編集員の高橋純子氏の「首が〝へし折れる〟ほどの…

日本版気候若者会議 提言内容

「日本版気候若者会議の提言」を読んだ。 あらためてスゴイ内容で、今の私の思いにピッタリでした。 包括的で、地球環境破壊の根本システムを転換しょうとしている。 メンバー108人。聞けば、中学生から30才代後半までのメンバーで大半は、学生との事。 希望…

ジェネレーションレフト②

久しぶりに「ジェネレーションレフト」ギア・ミルバーン著(斎藤幸平監訳・解説)の続きです。(読むのが遅い)後半部分が面白かったので(P152)紹介します。 . 私たちは、私有財産社会がいいと思っているが、これは本当にいい事なのか? 今の若者は、私有…

石破氏と斎藤氏対談、

石破茂元自民幹事長が「人新世の資本論」を3回も読んだんだと。 へー スゴイ。 私まだ2回です。 3回目に挑戦するか~。 石破さん、里山資本主義を主張していた。番組では、斎藤幸平さんと、そこそこ話が合っていた。 新自由主義に疑問を呈していたなんて…

斎藤幸平、仏教団体で講演

斎藤さん。こんな仏教団体でも講演をしています。 というか、真宗大谷派名古屋別院/東別院さんが、仏教者さんがなぜ、斎藤さんなんかを呼んだのか? その思い、考えを知りたいですね。 だって斎藤さんは、マルクスが「宗教は大衆のアヘンである」になぞらえ…

NEC未来創造会議-斎藤幸平氏

大企業にNECまで、「脱成長」で、「コミュニズム」を唱えている斉藤幸平氏を読んで対談するなんて、不思議というか面白いというか……。 . future.nec

日本の社会運動・市民運動はどうあるべきか?-斎藤幸平氏

斎藤幸平さんの主張には共感し、国際的な視座に斬新さを感じている。 しかし、 jimmin.com 新左翼系「人民新聞」インタビューで述べているいくつかの部分には賛同できない。過去から現在に至る日本の近代史や現状認識に不足があると感じられるから。 . 「人…

江守正多・飯田哲也・斎藤幸平-人新世を語る

江守正多さんと飯田哲也さんと斎藤幸平さんの対談です。 この組み合わせはスゴイことです。 そして話題の中心が「脱成長」です。 意外や意外、意外と「脱成長」は、かなり受け入れられています。その内容のアップデートを求める。 グリーン・ニューディール…

「地球環境問題とは何か」J・ハンセン証言

昨日紹介した米本昌平氏の「地球環境問題とは何か」(岩波新書)について、追加で書いておきたい。 1994年、27年前に書かれている本ですが、科学ものではあるので、時を経た現在から見て、修正することはいっぱいあるようだが、さて現在の、著者の思いはいか…

「グリーン・ニューディール」④ マルクス

「グリーン・ニューディール」のつづきです。 著者の明日香壽川氏は、斎藤幸平の「人新世の資本論」に、大枠賛成し、いくつかの批判的意見を展開、27年前に書かれた米本昌平氏の「地球環境問題とは何か」(岩波新書)で、マルクスへの言及について紹介して…

斎藤幸平(経済思想研究者)×小川淳也(衆議院議員)の対談

斎藤幸平(経済思想研究者)氏と小川淳也(衆議院議員)の対談動画です。 www.youtube.com . . 斎藤幸平氏と大井赤亥氏の対談 www.youtube.com

環境革命の虚実」②サーキュリー・エコノミー

環境革命の虚実」の続きです。 「『グリーン経済成長』に向けて企業と国がなすべきこと」と題した、高村ゆかり東大教授と沖大幹東大教授の対談が載っている。 遅れている日本がEUや中国に追いつくうえでは、参考になる内容かもしれないが、経済成長を本質…

地球温暖化の中で生きている私たち-学習会

今日、県新婦人内の日本共産党後援会のZoom学習会があり、地球環境問題で話をさせていただきました。 「地球温暖化の中で生きているわたしたち」-のリモートカフェというタイトルでした。 これまで話してきた内容をベースに、 ①ティッピングポイント ②気候正…

ブランドと貧困と資本主義

「赤旗」7/14です。 コロナ禍で服の需要が伸びず、海外のアパレル産業、縫製労働者への収奪と切り捨てがひどくなっています。 先進国の店頭に並ぶブランド品や格安品。 どんな人のどんな労働を経て、商品が店にならんでいるのか? 服を手に取るときに想像し…

グリーン・ニューディール③ バイデンG・N

グリーン・ニューディールのつづきです。 トランプ大統領からバイデン大統領に変わり、温暖化対策の変化は想像以上のものがある。 いわばサンライズムーブメントなどの運動が作り出したバイデン大統領、大統領就任後にすぐパリ協定に復帰した。 そして、以下…

グリーン・ニューディール② 気候訴訟

明日香壽川著のグリーン・ニューディールのつづきです。 世界各地で若者たちなどによる訴えで、気候変動裁判が行われている。 2050年5月時点で1500以上の気候関連訴訟があり、なお増えているという。 これは多くの政府・政治家が、化石燃料産業からの政治献…

グリーン・ニューディール① サンライズ・ムーブメント

明日香壽川(東北大学教授)著のグリーン・ニューディール(岩波新書)を読んだ。 少しづつ紹介します。 明日香さんは、古くから温暖化対策や脱原発運動に取り組んでいる研究者で、長いたたかいの実績もあり、大変分かりやすい内容でした。 . 前に、「赤旗」記…

脱成長③ 人口問題

人間は、地球上で毎年毎年、83000万人ほども増えている。 これはドイツの人口と同じぐらいだ。 人口増の問題は、地球の限界との関係で重要なテーマだが、このテーマは、子どもを産む産まないと言う問題で、とてもセンシティブだ。 セルジュ・ラトーシュ…

斎藤幸平さんの対談動画

www.youtube.com 斎藤幸平さんと赤井大井(立憲民主予定候補)さんの対談が興味深かった。 脱成長の議論、根本はマルクスの晩年の研究の到達に基づいている。 また、国家論、共同体論(コモン)、政治変革、運動論は、世界の新しい到達に基づいている。 斎藤…

脱成長 ②エコロジカルフットプリント

明日香壽川著の「グリーン・ニューディール」に、斎藤幸平さんの「人新世の資本論」をかなり評価しつつ、しかし6点にわたり批判をしていて面白い。 2人、どこかで対談して議論してくれないかなーと思う。 それとの関連で「脱成長」論」は、議論の大事なポ…

再エネ発電コストの下落

GLOBEの6/6付のつづきです。紹介します。 「再エネは安い」世界の常識になっている。この10年で太陽光の発電コストは8割以上、風力は6割下がって、世界の2/3の国・地域では再エネが最も安い電力になっているという。 日本では、まだ再エネは高いという国…

風力発電の現在

「朝日」で無料配布されているGLOBEの6/6付けは、風力発電特集で興味深く読ませていただいた。紹介する。 最初のページは、「最大の風力大国・中国 実質ゼロ前倒しも」。 知らない人は知らないが、中国は世界一の風力発電大国だ。技術力も規模もダントツ。 …

脱成長① 有限の地球での無限の成長?

「脱経済成長」という言葉は斎藤幸平氏の本から知ったが、実は早くからそんな理論や運動があったとは知らなかった。 セルジュ・ラトーシュ著の「脱成長」(とはいえ斎藤氏の推薦本として知った)を読んでいる。この方は80才を超えるフランスの経済思想家だ…