持続可能な農・林・漁業
「父が娘に語る経済の話」の続きです。 マルクス経済学では、使用価値と交換価値が商品に含まれるという。 別の意味で、バルファキスは経験価値をいうものと提示している。 自分の経験で、 とある港町、コスタコ船長は、船の錨が海底の岩に挟まり、引き上げ…
父が娘に語る 美しく、深く、壮大で、とんでもなくわかりやすい経済の話。作者:ヤニス・バルファキスダイヤモンド社Amazon 6年間の本だが世界では読まれたらしい。 ヤニス・バルファキス著(ダイヤモンド社)。 娘との架空の対話として経済の問題を考えてい…
6/1「赤旗」です。 こんなグラフは共産党の「赤旗」しか出さない。 だから多くの主権者・国民は、こんな事実は知らないだろう。 コメ高騰のテレビの話題は、新しく農水大臣になった小泉進次郎に話ばかりだ。 いつまでたっても新自由主義から逃れられないそん…
来月あたり、期待できそうなスモモです。 妻の純子さんが知り合いのお医者さんからもらってきた本、「未来への選択」-都市と農村の共存をもとめて--(かもがわ出版)を読んだ。 宮本憲一さんは94才で、大阪市立大名誉教授で環境経済学の第一人者。 もとも…
デジタル・デモクラシーのつづきです。 「デジタル農業は、効率的で環境的で持続可能かつ公平な農業・食料システムを構築し、持続可能な開発目標(SDGs)達成に貢献する」--世界銀は、次のように言う。 「新しい技術は、すべての人に恩恵をもたらします。農…
今日の朝方は4℃ほど。配達もつらかった。 だからなのか、迷っていたパパイヤ越冬にについて、屋内退避することを決断。 マイナス2℃が何回もあるなら、ビニールハウス状態でも、越冬ムリかと考えた。 パパイヤさん。 鉢の小さな隙間からあちこちに根を出し…
レジリエンスの時代のつづきです。 著者は、水や土壌など自然のもの、を商品化することを問題視する。それらは人間の、一部の人間のものではないのに、囲い込んで。 いま、多様な遺伝子プールさえもが商品化されている。1980年、米連邦最高裁は、遺伝子…
レジリエンスの時代のつづきです。 五章は究極の強奪 --地球のさまざまな圏と遺伝子プール電磁スペクトルの商品化--とある。 地球は、水圏、岩石圏、大気圏、生物圏という主要な圏のやりとりが行われている。その中で生物圏は地底から大気圏まで19㎞のそうと…
レジリエンスの時代の続きです。 シンデミックとは、社会的・環境的要因と健康・衛生的要因が重なった危機のこと。 医療人類学者のメリル・シンガーが唱えた言葉で、複数の疾病の流行が重なり合い、正のフィードバックを起こし、負の外部性の悪循環を招くこ…
3年前まで一面、竹やぶ放竹林でしたが、竹を切って、斜面にクリやミカンや柿、ビワを植えました。 ですが生育は良くない。ビワの木だけは勢力的。 下の少しばかり平たい部分を畑に。 昨年、雑草が覆ってしまったので、プラは使いたくなかったけど、余ってい…
5月になり、真竹のタケノコの伸びが早い。 週2回とりに行っても伸びきっているのが多く、食べられないので引き倒してくる。 知り合いにかなり配ったけど、まだまだ出てくる。 自然のありがたさ。 . ただ、タケノコはアク抜きに手間がかかると敬遠する人も多…
今日、株価が4万円を突破し、史上最高になった。 円安で日本の価値が減る中での円換算での株高。 日本は経済成長が止まり、賃金が下がり収入が減る中で貧困が広がる。 税金や社会保険料は上がる国で史上最高の株高。 大株主は日銀だが、バブルが暴落すれば…
どうぞ、ご参加ください。 .
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女川町。宮城県へのボランティアで支援の時に近くまで行きました。 原発は震災で止まっています。メルトダウンはしなかったけど、危なかった。 そこに市民共同の太陽光発言所ができました。そこに小池晃書記局長が訪ね、「赤旗」日曜版が特集。 発電の収益で…
お知らせです❤ 今年最後の第三日曜市「FARMSTAND ON SUNDAYS」のお知らせです✨。 12月も上通紅蘭亭とSWISSの美しい中庭で、STAND with FARMERで開催します。明日12/17 上通の紅蘭亭とSWISSの中庭 地元のファーマーや生産者が新鮮な旬の食材を販売しますよー…
気候変動と環境危機: いま私たちにできること(河出書房・グレタ・トゥーベリ編著)。 4180円もするので迷ったが、買ってしまった。さまざまな科学者が最新の研究結果を書いているとの事で、今読んでいる。 ひとつ驚きだったのは、グレタさんが章ごとに書い…
熊本市上通りの紅蘭亭の広場でファーマーズマーケットがあり立ち寄りました。 こじんまりしたテントで、郡部からオーガニック系のお店が並び、いい雰囲気でした。 在来種のカボチャや柿、コーヒーなどを買いました。 毎月第三日曜日に行われると聞いており、…
「森林に何が起きているのか」のつづきです。 著者の吉川賢さんが指摘している、「田舎の方の子どもたちが自然に触れる機会が少ない」は、そういう気がする。(写真:木場集落) 焚火をしたことがない。木に昇ったことがない。生き物を捕まえたことがない。だ…
森林に何が起きているのか 気候変動が招く崩壊の連鎖 (中公新書)作者:吉川賢中央公論新社Amazon「森林に何が起きているのか」吉川賢著(中公新書)の続きです。 この本で少し学んだことは、里山についてです。 人間と自然の関係において、適度な関係であり持…
「森林に何が起きているのか」吉川賢著(中公新書)読んだ。 世界各地で大規模な森林火災が毎年起きでいる。 最近起きたハワイでの火災は、森林火災が街を焼き尽くし100人ほども犠牲者が出た。 強風にあおられた炎が迫る中、海に飛び込んで何時間も火の衰え…
カミさんにつられて朝ドラの「らんまん」を見ている。 今週の「赤旗」日曜版にその主人公-牧野富太郎の特集が載っている。 なるほど、ドラマとはまた違う、現実感のある記事でした。お薦め。 .
「朝日」新聞のいつだったか、長沢美津子編集員が書いている「多事泰論」が面白かった。先日の「気候危機」学習会の資料に出したけど、説明を忘れてしまった。 ちょうど今日、NHKでも卵の値段高騰、輸入餌代の高騰、鳥インフル感染問題などを放送していた。 …
ちゃんと~ 何をしているか?というと‥‥ . こういうことです。 今年は、たくさん取れて、食べておいしかった。 近所にも配りました。 感謝です。スモモ様。来年もよろしくお願いします。 商品でない富、幸福、満喫です。
子どもたちが危険すぎることをしようとしたとき、制止するのは当然だろう。もしも‥の場合もあるし。気持ちはわかる。私が子どものころの大人は、どうだったのだろう? . 私は、子どもらが小学校高学年だったか4人つれて、天草の下田の国道から断崖をおりて…
ホモ・ルーデンスって初めて知った。「遊ぶ人」という意味だ(人類の中で遊ぶ種)。 多くの動物たちも遊ぶが、人間も遊ぶ。特に子ども期は大事だ。Humankind( 人類) 「希望の歴史」のつづき。 最近の子どもたちは、大人たちに宿題や塾、部活、試験といった時…
タイの海岸で死んでいたアオウミガメの胃腸からプラスチックなど2キロのごみが見つかった。 このカメは体重100キロ、推定20歳。(「赤旗」12/1) かわいそう。 カメは、エサをいっぱい食べたて満足だっただろうが、栄養失調になってしまった。 20年近…
今日は子どもら夫婦・孫らで、恒例にしている「芋ほり会」をしました。 カラ芋の出来はイマイチでした。植え付けのやり方に問題あり。 ヤマイモは、つるの伸びが弱かったのですが、まずまずでした。他に2本とったし、掘り出せばもう少しあるとおもうので。 …
「希望の歴史」Humankind のつづきです。 ほとんどの人は良心的で友好的であるにも関わらず、なぜ戦争を起こし、残虐な事をするのか? 本質的な問い。 人間の歴史の大部分は狩猟採集民として放浪し、争うことはなく戦争もしなかった。 しかし農耕と私有財産…
11/21(月)「赤旗」12面です。 不耕起農業→→ 耕さない農業。 耕さず土に炭素をためる。生物多様性を向上させ土壌を改善 . たしかに、地上の草木は見ればわかるが、土の中はどうなっているのか?どんな営みがあるのかわからない。 土の中の根は相当な炭素量だ…