サスティナビリティ考

地球環境、持続可能、政治・経済・社会問題などについて書いています。 メール kougousei02@yahoo.co.jp

鶏・にわとり・ニワトリ

 「朝日」新聞のいつだったか、長沢美津子編集員が書いている「多事泰論」が面白かった。先日の「気候危機」学習会の資料に出したけど、説明を忘れてしまった。
 ちょうど今日、NHKでも卵の値段高騰、輸入餌代の高騰、鳥インフル感染問題などを放送していた。
 今年の鳥インフル殺処分は1771万羽とのこと。
 鶏にしたらたまらんだろうなあ。人間は自分勝手だ。

 
 日本人は、平均すると1年間に330個の卵を食べるそうだ。
 その卵を産んでいるのは1億羽だそうだ。
 つまり赤ちゃんからお年寄りまで、1匹の鶏、4人家族なら4匹の鶏を飼っているのに等しいとの事。
 春先だったか、卵の高騰が話題になった。
 また、鳥インフルエンザが流行ると、10万羽、100万羽の鶏が殺処分される。
 そのシステムは、大量の穀物輸入で始まり、大型の施設で大量に飼い、それぞれ大量輸送が担っているという。
 こんな養鶏場もあるそうだ。
 平屋の鶏舎が5棟、放し飼いにされる。
 床に敷いた木くずは近くの工務店から持ち込み、鶏ふん肥料として農家に渡るそうだ。
 農家からは野菜くずが届いて鶏にエサになる。それぞれ無償の関係という。
 放し飼いが見える隣接したカフェを開き、高い卵は1個82円、「再生産できる価格で、買う人がまた欲しくなるものを提供していく」と。
 あなたが食べている卵や空揚げになる鶏は、誰かに飼育を担わせていて、そのに鶏が生まれ育つ場があい、それにかかわる人がいる。その実際を知る事が大切ではないか。
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