持続可能な社会
今日は世界気候アクションの日でした。 日本、世界の各地で気候危機を止めるための行動が行われました。 熊本市でも、参加メンバー7人でしたが、下通り入口で短時間おこないました。 若い人も参加してくれてよかった。.news.yahoo.co.jp 世界気候アクション…
今日の「赤旗」に杉並の岸本区長の記事が載っていました。 学校給食費の無償化、再エネ導入助成の追加、来年3月から始まる「気候区民会議(仮)」のに380万円、高齢者補聴器女性などの補正予算案を発表。 いいですね。 私としては特に「気候区民会議」、これ…
今週の「赤旗」日曜版に国立環境研の江守正多さんのインタビュー「地球沸騰時代にどう立ち向かう」が載っています。 地球沸騰時代という言葉は、国連のグテーレス事務総長が言い始めた。 言葉は最初、温暖化→気候変動→気候危機→気候非常事態‥‥→気候沸騰。 シ…
国連の子どもの権利委員会は8月28日、気候変動によって子どもの権利が脅威にさらされているとし、各国政府に気候変動の危害から子どもの権利を保護するよう求めた。 指針は各国政府に、 ①子どもが清潔で、健康で、持続可能な環境に暮らす権利がある。 ②環…
「月間日本」9月号--「私利私欲のための再開発は許されない」-斎藤幸平氏のつづきです。 私も、気候危機打開の運動を進めたいけど、なかなかうまくいかない。熊本でのFFFKも数年前は活発だったが、今ではバラバラ状態。ちょっとした悩み。 (追記--9/18日、…
「月間日本」9月号--「私利私欲のための再開発は許されない」-斎藤幸平氏へのインタビューを読んだ。 斎藤氏は、神宮外苑再開発の認可取り消し訴訟の原告でもあり、開発の問題について語っている。 ポイントは、神宮外苑は「公共物」-コモンでもあり、地権者…
御船町上野地域に産業廃棄物の施設がつくられようとしていて、地域住民や関係町民が反対運動を行っています。 今日、御船町で学習会があり、参加してきました。 講師は、藤原寿和さんで、元東京都職員で環境問題に携わってこられました。 内容は、専門的で難…
「未来のための終末論」の続きです。 気候危機が迫りくるのに、それを回避する有効な手立てを講じえないでいる人類。 さて、どうすればいいのか? 私も気候危機・地球環境問題の学習会で話したりするが、日本での運動の広がりの弱さに絶望感すらある。 私が…
「未来のための終末論」を読んだ。 社会学者の大澤真幸氏の本だが、半分ほど斎藤幸平氏との対談を載せている。 大澤氏は、見田宗介の思想に脱成長的な内容があるとして、斎藤氏と意見交換をしてる。 見田宗介の名は、若いころによく聞いたけど本は読んでいな…
地球は赤道付近が暑く、北極・南極が寒い。 その熱循環を北半球で担っているのが海の深いところを流れる大西洋南北熱塩循環。 これが止まりそうだと研究者が発表した。 グリーンランドで冬の気温低下が弱まり海氷を形成しない事から、冷たく塩分の濃い海水が…
今日は、とある会合で気候危機の学習会をしました。 5月は温暖化の現状について話をし、今日2回目は、人新世について話しました。 少人数で話しやすかった。 話していて、いつも展望のない話になり、むなしくなります。 多くの人は、酷暑は話題にしても、…
今日、「どうする熊本の地下水」と題した学習会があり参加しました。パレア第一会議室は会場いっぱい、関心が高い。 講師は、中地重晴熊本学園大教授。 有機フッ素化合物の基礎知識、熊本の地下水の基礎知識、半導体製造工程の基礎知識と基礎知識の話だった…
昨日、新婦人の楠班にお呼ばれして、地球「環境」問題について話をしました。 13人?14人?集まっていただきました。ありがとうございました。 パソコンのトラブル、PPの不慣れもあり、うまくやれませんでしたが、関心もって聞いていただいたように思います…
「生命・地球・未来」の続きです。 地球環境で人口の問題を語るのは、センシティブなことです。 人間が子どもを産み育て、増えていくことに、異を唱えるのは難しい。でもこの本では取り上げている。 著者にアッテンボロー氏が生まれたころ、地球上の人間は20…
「生命・地球・未来」を読んでいる。 わかりやすく、なかなかおもしろい。 著者は、デイビッド・アッテンボローさん。 イギリスBBCで「プラネットアース」など、自然番組を作ってきた人だ。 94才。 熱帯雨林からサバンナ、北極、海まで、知られていない自然…
7/3日の平均気温は17.01度でしたが、4日(火)は17.18度となって、あっさりと記録を更新しました。画像;地球がもっとも高温だった2023年7月4日の衛星画像 (出典: NASA) これまでの記録は、2016年8月14日(16.92度)が記録でした。 重大事態ですが、大きなニュー…
7/3日は、世界の平均気温が17.01度となり、記録の残るどの日においても、もっとも暑かったようです。 これまでの最高気温は、2016年8月14日の16.92度でした。 今年はエルニィーニョの年、記録はさらに更新しそう。news.yahoo.co.jp
「赤旗」日曜版7/2号です。 最高裁も原子力規制庁も東電でズブズブの関係のようだ。 東日本が再起不能に陥る可能性があって、それが偶然回避された事実があるのに、原発再稼働、老朽稼働、新設に進もうとしている。 それを進める自公政権を支持する国民。そ…
恐ろしい事だ。 惑星規模の事態を人々は知る事ができる。 なのに、 これでも気候危機打開にストップはかけられない。のか。 .news.yahoo.co.jp
企業は富を蓄積を重視する。私たちは、その企業に法的人格を与えている。 ならば、エクソンやフェイスブックに人格を与える代わりに生きている木や動物、生態系に人格を与えてもいいはず。著者は指摘する。 ニュージーランドでは、ワンガヌイ川に法的人格を…
「資本主義の次に来る世界」--長く引っ張って書いてきましたが、あと2回ほどで終わりたいと思います。 これまでの地球環境の学びで気づかなかった、アミニズムの事を紹介したいと思います。 アニミズムとは、生物・無機物を問わないすべてのものの中に霊魂…
セルジュ・ラトゥーシュ。フランスを代表する政治・経済・哲学者とのこと。 脱成長を早くから主張している人で2010年前の著書で10刷までいっているのでそれなりに読まれた読まれたのだろう。 13年前も地球環境問題を学んでいて、「成長の限界」は読…
「資本主義の次に来る世界」のつづきです。 2014年、ハーバード大学とイエール大学の科学者チームが、自然界に対する人々の考え方について調査した。 知りたかったのは、人々は限りある資源を将来の世代と共有しようとするかどうか?だった。 私たちが孫世代…
「資本主義の次に来る世界」のつづきです。 大量消費を止める緊急ブレーキの5つ目は、生態系を破壊する産業を縮小することです。 その代表例に著者ヒッケル氏があげているのが牛肉産業です。 驚くべきことだが、世界の農地の6割近くが牛肉を生産するために…
「資本主義の次に来る世界」のつづきです。 資本主義には、物を所有するという非効率的な側面がある。 だいたい広告が、絶えず目から耳から刺激を与える。 使うことより、買って所有する事に関心が向く。 他人よりも良い物をもっているとか、他の人よりも安…
「資本主義の次に来る世界」のつづきです。 4つ目のブレーキは、食品廃棄を終わらせる、です。 世界では干ばつで飢えている国が多くあるのに、毎年、最大で50%、20億トンの食品が廃棄されているという。 高所得国では、農家は見栄えの良くない野菜や果…
「資本主義の次に来る世界」のつづきです。 著者のJ・ヒッケル氏は、大量消費を止める5つのブレーキを提唱。 その①が、先に紹介した「計画的陳腐化」をなくす事。 ②が今回紹介する「広告を減らす」ことです。 本来、必要が満たされると、新しいモノを買おう…
「資本主義の次に来る世界」のつづきです。 著者のヒッケル氏は、大量消費を止める5つのブレーキを提唱。 そのステップ①が計画的陳腐化を終わらせること。その例を紹介している。 1920年代の米国のジェネラル・エレクトリック社ら電球メーカーはカルテルを…
「資本主義の次に来る世界」のつづきです。 アメリカは一人当たりのGDPが1970年代の2倍になっているそうです。 相当に豊かな国なのだけど、40年前に比べて、 貧困率は高くなり、実質賃金は低くなった。 経済成長の利益は富裕層に流れ、上位1%の年収…
「資本主義の次に来る世界」のつづきです。 GDPは人を幸福にしない。「GDPの増加は重要な社会的成果の向上にほとんど寄与しない」-著者は、事実を持って指摘する。 平均寿命。米国は一人当たりのGDPが5万9500ドルで、世界で最も裕福な国のひとつ。平均…