サスティナビリティ考

地球環境、持続可能、政治・経済・社会問題などについて書いています。 メール kougousei02@yahoo.co.jp

持続可能な社会

プロメテウス「マルクス解体」①

斎藤幸平の「マルクス」解体の2回目を読み始めている。 . 難しすぎるので、少しわかった気もする最終章「脱成長コミュニズム」と富の潤沢さ---から少しずつ感想を書いていきたい。 斎藤幸平は7章の書き出しのところで、「マルクスは革命は世界史の機関車で…

ブータン 50年で氷河1/3失う

COP28がドバイで行われている。ブータンの元国家環境委員会長官ソナム・ワンディさんのインタビューが「赤旗」(12/5)に紹介されている。 ブータンは、国土の60%以上が森林でなければならないと憲法で決めている国です。そのためにCO₂の吸収が排出より多…

田村淳のNewsCLUB 斎藤幸平3.5%が‥

わかりやすく、面白かった。 www.youtube.com

今年の平均気温 1.5℃

COP28が開かれているなかで、今年は産業革命以来、1.4℃上昇となるようだ。 1.5℃未満が世界の目標だが、あと0.1℃しかなく、もう時間がない。 数年後は、少し下がるとしても、また上がる。 数年後、平均で1.5℃を超え、さらに2℃へと向かう。 そのどこか…

マルクス解体-「群像」

月刊誌「群像」12月号がわかりやすかった。と、 言っても十分理解できたわけではない。 「マルクス解体」の意味は、旧来型のマルクス解釈ではなく、マルクスに新しい研究に基づく、直面する人類社会の危機に、どう対応すべきか、示唆を与えてくれる。 14…

マルクス解体-斎藤幸平

斎藤幸平の「マルクス解体」を読んだ。 難しい。あと2~3回ぐらいよまないと理解は進まないだろう。 知らない学者が何十人も出てきて、それぞれ解説、批判検討しながらだから膨大な知識量なのだろう。 人新世時代、地球環境・気候危機が迫る中での新しいマ…

温室効果ガス 418PPM

昨年の世界の温室効果ガスは、417.9ppmで、観測史上最高だった。 1年で2.2ppm増えたので、今年は420ppmを超えたかもしれない。 恐ろしい事だ。 15~6年前、温暖化問題を学び始めた頃、気温上昇を産業革命以前から2℃未満に抑えるには450ppmを超えない…

気候変動と環境危機-グレタ ④気候と暴力

ひさしぶりに気候変動と環境危機-グレタの続きです。 人々は暑くなると暴力的になるらしい。マーシャル・バークという科学者が言っているので本当だろう。 室内温度をあげると、人はイライラし、暴力的になる事が実験で確かめられている。 表は、アメリカの…

若者の環境正義らバイデン大統領に警告

サンライズ・ムーブメントら若者の環境正義/人権団体からバイデン大統領へ、イスラエルによるパレスチナ攻撃の即時停戦を求める公開書簡。「うちらの言うことを聞かないと来年の大統領選勝てないの知ってるよね?」というメッセージ。 すごい。うらやましい…

11月なのに30℃熊本

11月なのに、暑かった。30℃。 小池晃演説会会場、日差しも強く暑かった。11月なのに。 今年の冬は暖冬かも。 温暖化は止まらない。 温室効果ガス排出が止まらないから。 . news.yahoo.co.jp news.yahoo.co.jp

気候変動と環境危機-グレタ④ 大加速時代

気候変動と環境危機: いま私たちにできること(河出書房・グレタ・トゥーベリ編著)の続きです。 産業革命が起こる前から現在までの社会的経済的傾向の表が掲載してある。 人口も 都市人口も 大型ダムも 運輸も . GDPも 実質GDPも エネルギー消費量も …

気候変動と環境危機-グレタ③ 地表面

気候変動と環境危機: いま私たちにできることの続きです。 温暖化‥‥ とは? 大気と思われがちだが、大気だけではない。 地球のありとあらゆるもの温度が上がる。 私の認識も、大気と海水温の上昇を意識し、最近、土の気温上昇もあるなと考え始めた。 表のと…

気候変動と環境危機-グレタ② 資本主義

気候変動と環境危機: いま私たちにできること(河出書房・グレタ・トゥーベリ編著)。 4180円もするので迷ったが、買ってしまった。さまざまな科学者が最新の研究結果を書いているとの事で、今読んでいる。 ひとつ驚きだったのは、グレタさんが章ごとに書い…

気候変動と環境危機-グレタ・トゥーンベリ

1979年の第一回世界気候会議から44年経った。 第一次IPCC報告が1990年だから33年経った。 日本で開かれた京都議定書から31年経ち、1.5℃以下目標を決めた2015年の8年も経ってしまった。 表のように、研究者が地球温暖化の警告を発しても、対策のための会…

9月 史上最高気温を記録

今年も残り2ヶ月ほど。 9月は史上最高の世界平均気温を記録し、2023年も史上最高で終わりそうだ。 来年はもっと暑くなるかもしれない。 戦争なんかやっている場合じゃない。敵はどこそこの国ではない。 奪っている土地なんて、ちっぽけなもので愚かな行為だ…

南極-極端異変

ウクライナ、ガザ、殺し合っている場合ではない。 即時停戦、元に戻れ。敵は向こうじゃない。 領土紛争している間に、海から侵略されて海水から土地を略奪される。 . 昨日の南極の海氷面積グラフです。 観測史上最低、しかも極端に海氷が少ない状態です。dig…

コモンと民主主義

ちょっと、間が空き過ぎましたが、岸本聡子さんの私がつかんだコモンと民主主義(晶文社)のつづきです。 5章に、「私の環境運動は気候変動から始まった」、がある。 岸本さんは、90年代前半の若い頃から気候活動家だった。 1997年にCOP3が京都が行わ…

スイス氷河 2年で10%消失

「赤旗」9/30です。 スイスの氷河が2年間で10%も融けてしまったようです。 これは1960年~1990年の30年間に匹敵するそうです。 積雪量が少ないのと、融解量が多い結果です。 もう元には戻れないかもしれません。 水源の枯渇、生態系や農業への影響も出て…

科学からの警告と司法の責任② コロンビア最高裁判決-自然自体が権利享有主体

日弁連シンポのつづきです。 今回はコロンビアの最高裁判決。和田重太弁護士が報告した。 . 原告は7~25歳の若者で、コロンビア・アマゾンの森林減少が深刻化・激化しているので、その対策の行動計画策定などを政府機関に求めた。 コロンビア政府はパリ協…

科学からの警告と司法の責任① ペルー農民がドイツの電力会社を訴えた

~科学からの警告と司法の責任~ 司法は気候へ変動の被害から救えるか--日弁連シンポ--にとても学ばされた。 紹介したい。まずは千葉恒久弁護士の報告~ ドイツの電力企業はペルーの温暖化被害に責任を負うか? これ、あなたは、どう思いますか? 裁判官らは…

世界気候アクション2023.9.18

今日は世界気候アクションの日でした。 日本、世界の各地で気候危機を止めるための行動が行われました。 熊本市でも、参加メンバー7人でしたが、下通り入口で短時間おこないました。 若い人も参加してくれてよかった。.news.yahoo.co.jp 世界気候アクション…

杉並岸本区長-学校給食費無償化へ

今日の「赤旗」に杉並の岸本区長の記事が載っていました。 学校給食費の無償化、再エネ導入助成の追加、来年3月から始まる「気候区民会議(仮)」に380万円、高齢者補聴器助成などの補正予算案を発表。 いいですね。 私としては特に「気候区民会議」、これ期…

地球沸騰時代にどう立ち向かう-江守正多

今週の「赤旗」日曜版に国立環境研の江守正多さんのインタビュー「地球沸騰時代にどう立ち向かう」が載っています。 地球沸騰時代という言葉は、国連のグテーレス事務総長が言い始めた。 言葉は最初、温暖化→気候変動→気候危機→気候非常事態‥‥→気候沸騰。 シ…

国連--各国に気候危機から子どもの権利保護を求める

国連の子どもの権利委員会は8月28日、気候変動によって子どもの権利が脅威にさらされているとし、各国政府に気候変動の危害から子どもの権利を保護するよう求めた。 指針は各国政府に、 ①子どもが清潔で、健康で、持続可能な環境に暮らす権利がある。 ②環…

神宮外苑再開発--斎藤幸平②

「月間日本」9月号--「私利私欲のための再開発は許されない」-斎藤幸平氏のつづきです。 私も、気候危機打開の運動を進めたいけど、なかなかうまくいかない。熊本でのFFFKも数年前は活発だったが、今ではバラバラ状態。ちょっとした悩み。 (追記--9/18日、…

神宮外苑再開発--斎藤幸平①

「月間日本」9月号--「私利私欲のための再開発は許されない」-斎藤幸平氏へのインタビューを読んだ。 斎藤氏は、神宮外苑再開発の認可取り消し訴訟の原告でもあり、開発の問題について語っている。 ポイントは、神宮外苑は「公共物」-コモンでもあり、地権者…

御船町の産廃施設の建設問題

御船町上野地域に産業廃棄物の施設がつくられようとしていて、地域住民や関係町民が反対運動を行っています。 今日、御船町で学習会があり、参加してきました。 講師は、藤原寿和さんで、元東京都職員で環境問題に携わってこられました。 内容は、専門的で難…

未来のための終末論② 天気予報に気候危機予報・予防を

「未来のための終末論」の続きです。 気候危機が迫りくるのに、それを回避する有効な手立てを講じえないでいる人類。 さて、どうすればいいのか? 私も気候危機・地球環境問題の学習会で話したりするが、日本での運動の広がりの弱さに絶望感すらある。 私が…

未来のための終末論①  見田宗介

「未来のための終末論」を読んだ。 社会学者の大澤真幸氏の本だが、半分ほど斎藤幸平氏との対談を載せている。 大澤氏は、見田宗介の思想に脱成長的な内容があるとして、斎藤氏と意見交換をしてる。 見田宗介の名は、若いころによく聞いたけど本は読んでいな…

大西洋南北熱塩循環が今世紀半ば停止か

地球は赤道付近が暑く、北極・南極が寒い。 その熱循環を北半球で担っているのが海の深いところを流れる大西洋南北熱塩循環。 これが止まりそうだと研究者が発表した。 グリーンランドで冬の気温低下が弱まり海氷を形成しない事から、冷たく塩分の濃い海水が…