ついに。
とうとう。
トランプが米大統領に返り咲いた。
言いたい放題。やりたい放題。脅したり、吹っ掛けたり、バカにしたり。何よりも、数々の犯罪者でもある。
そんなトランプをよりによって2回も大統領に選ぶなんて、米国民もトランプレベルに成り下がったというべきだろう。
おそらく、集団的な、国家的な催眠術にかかっている。Make America Great Again(アメリカ合衆国を再び偉大な国にする)。
群衆心理のつづきです。
群衆は、単純化さえれたイメージ、強い言葉、印象的な標語、魅力的な幻想にやすやすと引き寄せられていく。
トランプが弁護士から教えられた3つの事。
①攻撃、攻撃、攻撃
②決して負けや非は認めるな
③勝利を主張しつづけろ
その通りの事をやって、やりたい放題を勝ち取ったトランプ。
負けたのは、米国民の群衆だ。
ル・ボランは、「指導者がいなくなって、ただちにそのかわりが立たなければ、群衆は、団結力も抵抗力もない烏合の衆にもどってしまう。~~群衆の精神を常に支配しているのは、自由への要求ではなくて、服従への要求である。服従に対する渇望が、群衆を、その支配者と名のるものへ本能的に屈服させるのだ」と述べる。
時がたち、トランプ催眠から米国民が覚めたとしても、もう取り返しはつかない。
特に気候危機だ。
パリ協定から離脱を決めたトランプ。パリ協定から今年で10年、これで2回目。。もう、間に合わない、これ加速される。
森林火災、猛暑、砂漠化、海面上昇ほか、壊滅的な事態が迫っているのに、彼、トランプは、勝者、成功者として満足しながら一生を終えるだろう。
選んだ人々の責任は重く、取り返しはつかない。これから生まれる気候災害の被害者を想像できるだろうか。
でも後悔しても時すでに遅しだ。自然の復讐は、既に始まっている。