ジェレミー・リフキンの「レジリエンスの時代」を読んでいる。
過去に紹介した「限界費用ゼロ」や「グローバル・グリーン・ニューディール」と違い、惑星地球の限界を見すえた新しい考察を行っている。
それは、「効率」の功罪だ。
効率というのは、得るばかりではなく失うものも多いことを指摘する。
レジリエンスとは、脆弱性の反対の概念で自発的治癒力の意味だそうだ。
現在は「進歩の時代」。というか加速度的経済成長の時代。人間が物質・自然の改変や移動、廃棄を膨大で急速に拡大している時代。そして地球のシステムが復元力を失い壊れていく時代。
その時代から人間が地球に合わせ適応していく時代を指すようだ。