−「ニューヨーク・タイムス東京支局長のマーティン・ファクラーさんが書いた本を読み初めました。ちょこっと紹介。
著者によると、アメリカの場合(おそらく多くの国でも)、新聞記者になる場合、地方の小さな新聞社からキャリアをつみ、実力をつけながらキャリアアップのために転職を重ね、いずれ影響力のある新聞社で記事を書く事を目指すらしい。
医者や弁護士などの専門職のように、資格があれば転職するのは日本でもよくある事です。
ところが日本、有名大学を卒業して入社すれば、一生安泰、転職なし、23才から60才まで、同じ新聞社に40年近くも勤めつづける。
これではサラリーマン化して、ジャーナリストの意識が弱まるのは当然だろう。これも権力者が支配のためにつくった構造だ。
明日は、記者さんのお給料について書きます。
- 作者: マーティン・ファクラー
- 出版社/メーカー: 双葉社
- 発売日: 2012/07/04
- メディア: 新書
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