テレ朝の羽鳥慎一「モーニングショウ」が安倍官邸と自民党からSNS使った攻撃を受けている。
これは許されない。
新型コロナウイルスを巡って、専門家や医療現場などの声をそのまま番組で紹介してきた「モーニングショウ」。
事態の推移は、番組が早くから指摘たようにようにPCR検査を遅らせ、感染拡大につながってきた。クルーズ船の感染拡大に加え、発熱があって病院を受診してもたらい回しにされ、保健所⇒感染研の閉鎖的な検査システムの中で感染が広がった。
今日の「西日本」の記事によると、県内6例目感染の40代女性は介護福祉士の例が全くひどい。
今月1日、一緒に大阪のライブハウスに行った高知県の友人が感染したため保健所に検査を依頼した。しかし県は、女性に症状がなく、ライブハウスから2週間経過したことを理由に、「国の基準に該当しない」と検査を見送った。
介護施設側は施設内感染拡大の懸念もあり、2日と3日にも、一日も早く検査してほしいと保健所に要請したが検査されていない。おいおい保健所(厚労省)。
大阪府から女性本人に「ライブハウス参加者は無症状でも全員が検査対象」と電話連絡があり、このことを保健所に伝えてようやく検査が実施された。で、陽性。
この顛末、なんということか。
私もモーニングショウをよく見ているが、こんな事例は番組で医療専門家が繰り返しコメントし、政府の非情を訴えている。マスクなど医療用品の不足も、現場の声を取材して改善を発している。
www.tv-asahi.co.jp
なのに、上記のような、内閣官房国際感染症対策調整室の反論ツイート、自民党広報ツイートだ。
菅官房長官は問題ないと発言しているが問題ありだ。政府が事実関係について、事実を示して反論することは構わない。しかし、主演者のコメントについて批判したり論評すれば、報道機関の表現の自由に抵触する可能性がある。しかも自民党政権は、過去にテレビ局の電波を止める可能性も示唆したり、局と番組に繰り返し介入してきた事実がある。
自民党やツイート先に事実で持って批判を行うとともに、攻撃を受けて耐えている羽鳥「モーニングショウ」に応援の電話やメールをしてほしいと思う。
実はテレ朝は官邸・電通の圧力に屈し、「報道ステーション」が以下のような事態に陥っている。これを撤回させ、「モーニングショウ」を守り、報道の自由を私たちの知る権利に服させるため声を上げていただきたい。
圧力の耐え頑張っている人たちへの一番の支援は、番組スタッフへの応援の声が多数届くことです。それがあれば上層部、営業にも番組の優秀性を示す事ができる。視聴率が上がればなおさらです。私も昨日送りました。
テレ朝チャンネル 視聴者センターより
03-6406-5555 ※電話番号はくれぐれもお間違えのないよう、お願いいたします。