6月からの猛暑。
雨も降らないからミミズさんも大変だろう。
土がカラカラなのか、草むらの下から、夜中に新天地を求めて、住処からはい出した。
ところが、どこまで這いまわっても、乾ききったアスファルト砂漠。
行き倒れになって干からびるか、車にひかれてつぶされるか。
アスファルトには、ミミズの死骸が無数。
ミミズには目がないので、近くに湿った涼しい土があるところは見つけられないだろう。
目があったとして、見わたしても、よさそうな新天地は見つからない。
元の住処で我慢するすかないと、冒険をあきらめたかもしてない。
7月になって間もないのに、日本もヨーロッパも猛暑が続き、30℃後半から40℃代へ。
止まらない温暖化。気候危機に対する人類の行動は、ミミズに劣るかもしれない。
温度計を見れるし、暑さも感じるし、CO²排出が原因も知っている。
目もあり耳もあり頭脳もある人類。
さて、このまま干からびの道に進むのか?
後戻りできるのか?
あっちてもこっちでも、戦争、戦争への道は止まらない。
商品崇拝、大量生産・消費・廃棄教から。いまだ目覚めず。