明日は79回目の長崎原爆の日。
鈴木長崎市長は、ロシアやベラルーシと同様に、式典へのイスラエルの招待をやめた。
これに対し、米国などG7(日本除く)などが長崎市に書簡を送り、イスラエル除外の場合、大使から高官主席に格下げするとしている。
オリンピックも同じ構図だ。ウクライナ戦争を理由にロシアやベラルーシの選手は、国家代表参加は許されず、イスラエル選手は国家参加だ。
ダブルスタンダードも甚だしい。特に米国はヒドイ。
イスラエルの核兵器は認めるがイランの核開発は、認めず経済制裁を加える。自分の国が一番強力な核戦力を持ち、広島・長崎に原爆を落として殺戮し、今も各国を威圧している。
ここで中国は、大事な役割を果たせるのではないか。ウクライナ、ガザで二重基準は持たなくていい国だ。大国の役割を果たしてほしい。
イランの新大統領就任祝いに来たハマスの指導者を首都テヘランで爆殺したイスラエル。
報復を行おうとするイランに対し、空母やイージズ艦を送ってイスラエルを防衛しようとする。
ガザで市民を爆撃し殺しているる戦闘機は米国製で爆弾も米国許与だ。
イスラエルの閣僚は、ガザに核を使えと脅しも行った。こんな国を長崎に呼べるか。
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これらイスラエルの行為を許す理屈は「自衛権」の行使だ。米英やEUの多くは、ガザの殺戮をイスラエル自衛権の行使という。
現在もガザで4万人もの市民が殺されている。飢えに苦しんでいる。自由もない。学校も病院も住宅も破壊されている。毎日映像を悲鳴がニュースでながされるのに、この事態を止められない。
長崎市は、政府ではない。堂々と民間人の殺戮を認めない姿勢を示すべきだ。
原爆投下で多くの命が奪われた。多くは戦闘員ではない一般市民だ。
平和を誓う場。アメリカは謝罪にこい。