サスティナビリティ考

地球環境、持続可能、政治・経済・社会問題などについて書いています。 メール kougousei02@yahoo.co.jp

西部方面隊 観閲式

 3月3日、西部方面隊(健軍自衛隊)の観閲式が自衛隊通りで行われ、見に行ってきた。
 ミサイルから戦車まで、さまざまな兵器、車輛がうるさい音をたてて通っていった。
 現在保有している12式地対艦誘導ミサイルは、日本に近づいてきた艦船を地上から攻撃できるもので、飛行距離は200㎞程度。まだ、専守防衛の範囲という理屈を述べる事はできる。
 しかし開発中の12式地対艦誘導ミサイルの能力向上型は、攻撃距離を900㎞、それ以上をめざしている。
 また本格的にミサイル戦争を戦うために、地上発射型の他に、艦艇発射型、航空機発射型、潜水艦発射型まで開発しようとしている。

 数年後、これらの敵基地攻撃ミサイル車輛が自衛隊通りを観閲する時、国民は今以上の覚悟が求められる。健軍自衛隊八景水谷自衛隊、熊本空港にミサイルが降ってくることを。
 会場には、自衛隊員の家族づれなど、支援する人たちが多く集まっていた。どこの国の観閲式にも、人は集まる集められる。
 中国の観閲式。
 日本が敵基地攻撃ミサイルを打つと想定している中国の観閲式。
 規模がちがう。大差で負けている。
 ミサイルも人員も規模が違う。核兵器も持っているし、そんな国と戦争しようとして、どうするの?
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 こちらは北朝鮮の観閲式。軍事国家は違うなぁ。
 その真似をしようとしているのが日本。北朝鮮の怖さを知るには、同じ軍事独裁国家だった、我が日本の過去を振り返ればいい。

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 自衛隊通りに集まっていた市民。
 どこの国の観閲式に集まった人たちも、戦争はしたくないはず。
 相手が攻めてくれば、守らざるを得ないだろうが‥。
 どこの国の国民であれ、指導者が戦争始めないようにすることが何より大事だ。

 だが観閲式をやらない国がある。観閲式で、他国に軍備をひけらかす必要はない。
 必要と考えれば、いつでもどこでも先制攻撃、武力介入している。
 それは米国だ。
 イラク戦争ベトナム戦争‥‥数えきれないほどある。本国を戦場にした経験を持たない「民主主義」国の人々。

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