サスティナビリティ考

地球環境、持続可能、政治・経済・社会問題などについて書いています。 メール kougousei02@yahoo.co.jp

最近、読んだ本、記事

地位協定⑦ フィリピンはどうやって米軍基地を撤去させた?

北朝鮮がムスダンミサイルを日本海側から撤去したようです。米韓首脳会議を前に軟化した?説、単なる移動説?、など諸説あります。 私が信じたい説は「田植え期」説です。食料自給の乏しい北朝鮮はこの時期、兵士が田植え労働に精を出さないと収穫ができませ…

地位協定⑥ 同じ敗戦国のドイツやイタリアでは?

日米地位協定入門のつづき、むずかしい話でスミマセン。実は私も、本を読み返し勉強しながらで、手間ひまかかってまして、実はキツイのですが…(グチです)。前泊さんの本から紹介。 では、問い⑥ 日本と同じ敗戦国のドイツイタリアでは? 動画をごらん頂いた…

地位協定⑤ 「スパイ天国」日本-どこの国のスパイが多い?

問い⑤スパイ天国?日本-どこの国のスパイが一番多い? アメリカのボストンマラソンでの爆弾テロ。 いつ?どこで?「ドカン!」とやられるかわからないなんて恐ろしい事だ。 2人の犯人はイスラム系のロシア出身らしい。米国入国審査は厳しいので、彼らは入国…

地位協定④ イラクの米軍は、なぜ撤退できたの?

先日来の「地位協定入門」のつづきです。 問い④ イラクの米軍は、なぜ撤退できたの? そうですよネぇ。なぜ? ふり返れば… イラクに米軍が侵攻したのは2003年3月20日⇒ 5月にはブッシュ大統領が大規模戦闘の終結を宣言⇒ 治安の悪化・戦闘が続き米軍駐…

真の主権回復を!

「主権回復の日」−主権が回復したはずなのに、なぜ70年間近くも外国の軍隊がいるのか?。沖縄だけではない。 しかも日本を守る部隊ではない。原子力の空母戦闘軍、海兵隊など他国を攻撃する部隊ばかりだ。 式典で安倍総理は「沖縄が経てきた辛苦に思いを寄…

地位協定③−首都圏の領空主権が侵害されている

今日は、急な東京への日帰り出張でした。 熊本から羽田への着陸し、羽田を離陸して、帰ってきました。当たり前ですが…。 実はですね、「地位協定入門」の関わりもあって、飛行機の窓から羽田空港など、あちこち見ようと思ってましたが…天気も晴れでですね…。…

地位協定② 米軍があなたの土地を出せ!と言われたら断れますか?

4/16日のページで紹介した「日米地位協定入門」 前泊博盛著を何回かにわたって紹介します。 軍事・外交に限らず、隠された日本の真実が良くわかる、非常に大事な本だと思います。 本のQ&Aにならって順不動で行きたいと思います。どうぞお付き合いを。 …

EHM④−コーポレートクラシー

今日は、阿蘇の立野ダムストップの宣伝・署名行動がありまして、参加しました。 総勢12人の参加で1時間、177筆の署名があつまりました。反応も良かったと思います。 「ダムには、反対です」「おカネももったいない」など、若い人も結構、署名してくれ…

EHM③コーポレートクラシーのパナマ侵略

パーキンス氏は、運河があるパナマについて書いている。 私の記憶で思い出すのは、麻薬密輸問題でノリエガ将軍が米国で起訴され、米軍がパナマに侵攻して市民が数千人も死んだと言うニュースだ。麻薬撲滅を理由に、57000人もの米陸海空軍を投入、ステル…

EHM②−コーポレートクラシー

エコノミック・ヒットマン② 著者のジョン・パーキンス氏は、コーポレートクラシーと言う言葉を紹介しています。企業統治体というのでしょうか? 企業利益優先主義? 英語力のない私にはわかりません。 どうやら大企業と銀行と政府官僚組織、場合によっては諜…

日米地位協定入門−前泊博盛著

エコノミック・ヒットマン、今日は、お休みにして、読み始めたばっかしですが、「日米地位協定入門」差し込みます。 仮にですが、あなた街のあなたの自宅あたりで、米軍機オスプレイが墜落したとします。その場合、米軍がやってきて米軍の作業が終わり「ハイ…

エコノミック・ヒットマンとTPP

エコノミック・ヒットマン。3/15日付けで動画を紹介しました。 注文した本(東洋経済新報社)が届き、読み終えましたので、何回かに渡って紹介します。 これは著者のジョン・パーキンス氏が自分がエコノミック・ヒットマンとして体験した、アメリカ帝国主義…

モンスター食品が世界を食いつくす①

「モンスター食品が世界を食いつくす」(船瀬俊介著)を読んでいます。 私も遺伝子組み換え動植物・食品のことは詳しくは知りませんで、この本をたまたま見つけて、TPPの関連もあるだろうと思い買いました。紹介します。 「腐らないトマト」ができたそうで…

アメリカを占拠せよ!−チョムスキー

オキュパイ運動は今、どうなっているのかわからない。 その1%対99%-ノーム・チョムスキーの「アメリカを占拠せよ!」を読みました。 全面的な紹介は身に余るので、一部だけ紹介したいと思います。 チョムスキーはなんと、マルクスの「フォイエルバッハ…

戦後史の正体−孫崎亨

まだ全部は読んでいませんが、なかなか面白い「戦後史の正体」-孫崎亨氏の本です。 孫崎氏は、外務省の元国際情報局長で、イランやカナダの大使を務め、防衛大学教授でもありました。 こんな人が、米国の対外戦略に沿って、日本の総理大臣などが駆逐される実…

地球温暖化との闘い

ジェームズ・ハンセン著の「地球温暖化との闘い」(2009)を読んでます。 私にはチト難しいけど、多様な生態系と人類にとって危機が切迫しているのは間違いないと思う。 その事については、随時書いて行きたいと思います。 ですが、ハンセン氏は、温暖化…

日本メディア-3つの問題-日隅氏

「国民が本当の主権者になるための5つの方法」-(日隅一雄著)の続き。 日隅さんは、日本のメディアについて3つ、大きな問題を指摘している。(写真は麦。記事は関係ありません) その① 政府が直接、放送免許を与えていること 他の先進国では、政府から独立…

日隅一雄−すべての始まりは情報

今日は「キンカン」でした。 写真の4人+写っていない3人でしたが、元気よくやりました。 寒かった。けれど東北や北海道でやっている人たちはもっと寒いでしょうから…、 私だけ早びき、学習会へ行きました。 . 「国民が本当の主権者になるための5つの方法…

大きな木の上の大きな目

「大きな木の上の大きな目」という、絵本みたいなものを見つけました。 おもしろかったので、かいつまんでご紹介します。絵のとおりチンパンジーの話です。(物語 日隅一雄 絵 ふなびきかずこ) むかしむかしアフリカの草原で暮らすチンパンジーがいました。 …

金平茂紀記者-「テレビはなぜおかしくなったか」

「テレビはなぜおかしくなったか」という私好みタイトル本を見つけ読み始めまたした。 この本、FB友人にならせていただいてますTVジャーナリストの金平茂紀も書いておられます テレビ界の内幕も語っておられ、なかなか面白いです。 金平さんは、金曜日の…

アル、パチ依存症つくるテレビCM

「テレビの金もち目線」−本のつづきです。 これ、主にキー局の話でして、ローカル局は、高くない給料で頑張り、下請けの人たちは更に厳しいなかで頑張っていると思います。 低所得者に対する高額所得者の批難が甚だしいのです。 もっか、その中心が生活保護…

生活保護を叩いて得するのは誰?

昨日の本−「テレビの金持ち目線」-「生活保護」を叩いて得をるするのは誰か(和田秀樹著)から、少しばかり紹介します。 だいたい何もかも、出発点は「国の借金財政が大変だ」から出発しています。 財政赤字の理由に、生活保護受給者が増えた、保護費が増えたか…

生活保護の支給切り下げ

もっか、民主主義とは、「金持ちの、金持ちの代理人による、金持ちのための政治」と言える。 生活保護の支給が引き下げられるらしい。 好き好んで生活保護の生活をしたい人はいないだろう。仕事があれば、そこそこの生活をしたいと思うはず。でも、あまりに…

下からの大衆運動

持田氏の3回目です。「上からの権威主義」は、日本の軍国主義と「下からの大衆運動」−ナチズム。 ナチスの党員は、表のように、わずか6年で20倍になり100万人を突破している。 しかも年齢構成が18〜30才までが42.7%で、圧倒的に若い人に浸透…

政治におけるイメージの問題

昨日の続き。2番目に「政治におけるイメージ」の問題を持田氏は考察する。 ナチス・イメージは、3回転換しているとして、 ①街頭的・非合法的一揆主義」の党 ②反資本主義・反ユダヤ主義を主張する合法的議会闘争の党 ③反共主義の闘士として、保守との連合を推進…

右からの現状打破

[ 「季論21」2012秋号(写真)に橋下・維新特集が載ってまして、その中の望田幸男同志社大名誉教授の文がおもしろかったので紹介します。 「『ハシズム』とナチズムの間に立って」が表題です。 3つの視点を提起、その①は、「右からの現状打破」です。…

日本の領土紛争−よくわかる

ちょっと暗く、見にくい図ですが、領土、領海、領空、宇宙をあらわしたものです。 領 土⇒⇒ 誰でもわかる海岸線までです。 領 海⇒⇒⇒ 海岸線を基点として、12海里だそうです。(1海里1852m) 排他的経済水域⇒領海から200海里 公 海⇒⇒ 経済水域以外の海 …

スモール イズ ビューティフル

「スモール イズ ビューティフル」−E・F・シューマッハ−著−を買ってよんでいます。 この本、私は知らなかったんですが、枝廣さんのFBでコメントがあったもんですから、読んでみようかと…思いまして。 1973年に出版されていた「成長の限界」を、長く…

ごめんねメリーの紙芝居

昨日6日、なすまどか生活相談所の企画で、夕方から屋形船にのりました。 近所の江津湖です。 期待した湖面からの夕日は、☁のため見えず。(写真は乗船準備中と船内) でも、おしゃべりとギターで、やまべひろしとなすまーどかが賑わしてくれました。あっとい…

「ごめんねメリー」−殺された象の絵本

絵本−「ごめんねメリー」の紹介が今日の「熊日」に載った。 戦時下の水前寺動物園で、食料不足のために殺処分された象のメリーの話。戦争は、なんの罪もない動物たちも犠牲にする。 殺されたメリーも悲しいが、毎日世話をして育ててきた、我が子ようなメリー…