「テレビはなぜおかしくなったか」という私好みタイトル本を見つけ読み始めまたした。
この本、FB友人にならせていただいてますTVジャーナリストの金平茂紀も書いておられます テレビ界の内幕も語っておられ、なかなか面白いです。
金平さんは、金曜日の官邸前の原発ゼロ集会を、下火になってきた時期も訪れているようで、記者が少なくなった事と、警察の干渉がひどくなっている事を書いておられます。また初期の官邸前行動がなかなか報道されなかった事も。
またメディアのなかに「官尊民卑」が染み込んでいるとして、記者たちが権力を監視する立場から、権力側に似た感覚をもっているとし、国民の集会やデモに対する取材姿勢を批判しています。
自らが所属するテレビ界を率直に語るのは勇気のいる事を思いますが、こんな方が広がる事を願いたいと思います。
金平さんにお願いしたい事があります。
熊本の阿蘇の立野にダムを作ろうとしている事を報道して欲しいと思います。
国交省と自民党が急ぎ、知事、熊本市長らが推進している。それは7月の水害の対策を理由にしており、水害の要因である河川改修がされていなかった事がほとんど知らされていない問題があります。
熊本・日本が世界に誇る阿蘇です。その外輪山の一角が崩れて有明海に注ぐ白川。その外輪山の立野の峡谷・原生林に、90メートルのダムを作ろうとしています。約1000億円もかかる。
地盤はもろい、活断層も走っている。洪水調整能力のない穴あきダム。県民にあまり知らせないままつくろうとしている。
ぜひ取材し、問題アリと思っていただけたなら放送してほしいを思います。この事が十分知らされず、議論されまいまま建設られることになれは、私は末代までのハジとなると思う。主権者住民とメディアの。
参照⇒ 「立野ダムによらない自然と生活を守る会」