サスティナビリティ考

地球環境、持続可能、政治・経済・社会問題などについて書いています。 メール kougousei02@yahoo.co.jp

自戦闘機と米爆撃機、朝鮮半島沖上空で共同訓練って、どういう意味?

  空自戦闘機と米爆撃機、朝鮮半島沖上空で共同訓練
 北朝鮮ICBMの試射実験した。
  全くけしからんことだ。やめさせるべき。
 米国など他国が核ミサイルを独占しているからと言って、北朝鮮がそれを理由に、自らも核ミサイルを持つなど、許されない。
 核兵器・ミサイルは、どの国にも許されない。独裁国家はもちろんだが、「民主的」な国ならなおさらだろう。
 北朝鮮のミサイル発射をけん制するため、グアムから飛んできた米B1爆撃機を、日本の自衛隊のF2支援戦闘機が護衛する行動を共同訓練を名目に行い、朝鮮半島沖で韓国戦闘機に引き渡したようなかっこうだ。 
 ICBM試射は、米国向けのアピールだが米国のそれに対する北朝鮮爆撃アピールの一端の自衛隊が担う、この意味が理解できているだろうか。
 朝鮮半島で米国と北朝鮮で軍事的衝突が起きた場合、北朝鮮から日本が攻撃を受けていない場合でも、日本は米軍と共に北朝鮮を攻撃する側にまわる可能性がある。その訓練をしている。
 集団的自衛権の行使=「他衛」権=先制攻撃となる。当然、相手からすれば個別的自衛権の行使として、反撃する事になる。
 北朝鮮は、体制保障こそ求めていて、ICBMこそ抑止力を信じている。イラクフセインリビアカダフィを教訓として。
 強い国と弱い国、どちらが先に攻撃するか? 多くの実例は、真理に通じる。
 「誰も先制攻撃をしない」これこそ、「民主」国家か「独裁」国家かにかかわらず適用されるべき国際法として確立すべき原則だろう。どこの国とっても不利益がない。
 北朝鮮は核・ミサイル開発・製造費用を貧しい人たちに回し、米国も核ミサイル、空母、爆撃機の開発製造費用をホームレスの人たちに回せばいい。双方ハッピーでス。日本も同様に。