サスティナビリティ考

地球環境、持続可能、政治・経済・社会問題などについて書いています。 メール kougousei02@yahoo.co.jp

北朝鮮ミサイル 日本通過


 昨日の朝から北朝鮮のミサイルが日本上空の宇宙空間を通過したとの事で大騒ぎになった。

 事前通告もなく、国連決議にも違反しながら、全くケシカラン話だ。
 北朝鮮にとって、自国が攻撃を受ける米韓軍事演習への対抗だとしても、日本を飛びこすようなミサイル発射はやめるべきだ。
 各紙の1面の横見出しはほぼ同じ。
 しかし縦見出しは、少し違う。
 多くは政府発表のとおり、
襟裳岬東方1180キロ落下」。
「朝日」だけ「北海道の東1180キロ落下」とした。
 確かに2700キロ飛んだうちの1180キロが日本から距離。
 襟裳岬の東方と北海道の東方では、印象がかなり違う。
 朝からテレビがしつこい報道だったが、↓の報道は、冷静に事態の構図を報道していた。↓↓↓↓
 北朝鮮ミサイル3分解の意味は? 報道ステーション
北朝鮮ミサイルの次は核実験?20170829NEWS23
 北朝鮮のこれらのミサイルの狙いは米国なのに、日本だけがJアラートを広範囲に鳴らして不安感を煽り、学校を休校させたり、鉄道を止めたりする。
 あまりにも過剰すぎるのではないか?政治的な思惑を感じる。
 日本に落ちてくる場合は、場所にもよるが、おそらく2〜3分の余裕もないはずだ。
 津軽海峡の上を飛んだようだが、間違っても六ケ所村の核の再処理施設に落ちてこないようにしてほしい。PAC3もそこに配備すべきだろう。
 ミサイルを試射した北朝鮮、宣伝だけは過剰だが、平穏な暮らしぶり。韓国も米国も同じ。
 日本だけがいつも大大騒ぎで不安が増している。
 こんな日本の状態を見て一番喜んでいるのは、金正恩だろう。
 対外的な不安を煽る事が、時の政権の政治目標達成の近道だ。北朝鮮でも日本でも。
 北朝鮮の抑止力と米国の抑止力と日本の抑止力は、それぞれに性格が違う。
 だが、いずれの国でも金食い虫で国の財政を破綻させる。