これはよかった。「赤旗」5/31付。紹介する。
中国の人権派弁護士が一斉逮捕された「709号事件」で、4年半も投獄されていた王全璋氏のインタビューを「赤旗」が掲載している。
微妙な立場にいる王氏に取材を申し込んだ「赤旗」記者もえらいが、当局からの危険性にさらされていながら取材に応じた王氏も決断が必要だったろう。
なにせ中国の国際法上の問題をバンバン批判している日本共産党の新聞に載るだから…。でも、これからがちょっと心配。
内容もなかなか良いので読んでほしい。
王氏らは、困った人の人助けがしたいだけだと、語っている。
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戦前、日本共産党は特高警察により激しい弾圧を受けた。非合法活動、拷問、投獄で亡くなった人も多い。それでも侵略戦争反対、人権や民主主義を求めてたたかった。
中国共産党の一党支配、その維持のために市民を弾圧している現状を見ると、これら日本の戦前のことを思い出す。
こんなことをしていては、今はいいかもしれないが中国共産党も長くは続くまい。歴史の審判は下るだろう。
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