参院選が始まった。
今日の各紙の一面。見出しの立て方がそれぞれで面白いが、端的にいって、西日本の「安倍長期政権を問う」がいいと思った。一強の安倍長期の政治の是非が問われる。
年金や消費税や改憲ほか、与野党と各党の論点も対決点がはっきりしてきている。
自民党の安倍総裁は、年金や消費税では分が悪いので、憲法審査会を念頭に「議論する政党を選ぶのか、議員としての責任を果たさず、審議を全くしない政党選ぶのか」と第一声で述べたようだ。
自分のことを棚にあげるとはこのことだ。予算委員会を何ヶ月も開かず、安保・外交ほか、審議から逃げまくってのは安倍首相だ。
公明党の山口代表は、政治の安定を主張。公的資金を株につぎ込んだ株高景気の一方、学会員など庶民生活いじめの政治、この「安定」を主張している事になるし、その支えとしての連立与党の存在感をアピールする。でも、自民に、公明より維新の方を選ばれないか心配だろう。
野党は、立民、国民、共産、社民それぞれ、年金、消費税、憲法でも主張に大きな違いはない。
維新は、松井代表が元自民でもあり、閣外「自民党」的な補完勢力。選ばれた議員が、物騒な発言や問題ばかり起こす点では、自民党以上ということだろう。
