解散をめぐって様々なネーミングが出ています。
安倍首相は、「アベノミクス解散」と述べました。
当然、衆院の解散を決められる自民党に一番、有利な争点設定です。
他に「大義なき解散」「目くらまし解散」「追い込まれた解散」「迷惑解散」などもあり、「逃げのミクス解散」はおもしろいと思います。
しかし世論調査では、「解散理解できない」63%「西日本」(11/21)、まさにそのとおりでしょう。
国民そっちのけの、「安倍首相の、安倍自民党総裁による、自民党のための、今のうちに解散」でしょう。
ビデオジャーナリストの神保さんが言っていました。
「どこに投票したらいいの?解散」…、確かに…。
国民の思いだと、思います。
そこで私、その思いに応えるために、考えてみました。 最初から、誰がいいか? どの政党がいいか?を考えるのではなく、
①消費税10%増税では→1年半先送りがいいか? 増税は中止し、これ以上あげない方がいいか? を考えて、まず判断をする。
②原発→再稼働して推進したがいいか? 再稼働せずなくす方がいいのか? 判断する。
③集団的自衛権⇒行使した方がいいか、 やめるべきか?、決める。
④秘密保護法⇒賛成か?、反対か? 決める。
⑤沖縄の新基地⇒建設に反対か? 賛成か? 〃
⑥ほかにも、社会保障について、雇用のあり方、教育、TPPなど、関心のあるところを判断する。
その判断のあとに、
それぞれの主張をしている政党、政治家を支持すると言うのはどうでしょうか。
素直な、ごく当たり前のプロセスと思いますが。主権者の思いが政治に反映しやすくなると思います。
与党か、野党か、の区別は必要ありません。野党内与党があり、要党内野党がいないからです。
もうひとつ、選挙制度のカベがあります。政党の分裂、野合の要因にもなっています。