サスティナビリティ考

地球環境、持続可能、政治・経済・社会問題などについて書いています。 メール kougousei02@yahoo.co.jp

日本にとって最も重要な隣国は?

日本にとって最も重要な隣国は?どこだろうか」と問われたとして、みなさんの答えはなんでしょうか?
私の回答は、隣国は少ないし、仲のいい国に少ないけど、やっぱり韓国です。
日本政府の考えも同じでした。今年の3月1日までは。
 5/27「朝日」の「私の視点」に、東亜日報東京特派員の張さんの投稿が載った。
書き出しが「日本にとって最も重要な隣国は」で、考えさせられた。
張さんによれば、外務省HPは、この4年間で3回も記述が変わったそうだ。
「自由と民主主義、市場経済などの基本的価値を共有する重要な隣国」⇒「最も重要な隣国」⇒「戦略的利益を共有する最も重要な隣国」⇒そしてそして今年3月1日から、、最も重要な隣国は削除
 いろいろあったとしても、コロコロ変えるのは信用をなくす。今、日本国には、いつでも信頼できる友人国はいなくなったのではないか?
 米国?… 米国は宗主国であって対等の友人ではない。

この張記者さん。「日本を知りたい」と、自転車で日本列島を縦断したそうだ。その中で、韓国を嫌いな人も好きな人にも出会い、日本文化に接して、自分で日本を判断する、そんな考え方を持つようになったようだ。
 安倍首相は日本会議。隠ぺい・改ざん政権なので、植民地支配した隣国を、昔の認識のままに、扱うのは当然かもしれません。
 しかし日本が、日本人が世界からどのように見られているかを知るには、隣人の声を聞く事なしにできない。
 政府やネットが支配するために伝える話だけを、確認もしないで鵜のみするならば、本当のことを知る事はできず、より良い方向にもすすめないだろう。
 最も、真実などどうでも良くて、自分の気持ちにあう情報ばかり、接しようとする人も多い。でも、きっかけはあるだろうから、気づくべき時に気づくべきだろう。