サスティナビリティ考

地球環境、持続可能、政治・経済・社会問題などについて書いています。 メール kougousei02@yahoo.co.jp

悪質タックルと悪質でない改ざん

 反則タックルを行った日大選手が記者会を行ってから1週間。よく話してくれたと思います。
 20才の学生で、緊張したでしょうに、日本中が注目するなかで、誠実に正直に思いを述べてくれたと思います。
 隠し立てやゴマかす必要がなく、真実を述べることなので、堂々とできたのだと思います。国会のどなたかと大違い。
 また昨日、日大アメフト部選手一同が声明文を出しました。
 これも率直に、ケガを負った選手と家族、アメフト関係者などに謝罪をし、「私たちの大切な仲間であるチームメイトがとても追い詰められた状態になっていたにもかかわらず、手助けすることができなかった私たちの責任はとても重いと考えています」 「私たちは、監督やコーチに頼りきりになり、その指示に盲目的に従ってきてしまいました」 「選手一人ひとりが自分自身に向き合って考え抜くとともに、チーム全体でよく話し合っていきたいと思います」などど、誠実に表明している。
 日本の若者も捨てたものじゃない、と思いました。(失礼ながら)多くの人が同じ思いだと思います。国会答弁に立つ官僚にみなさんにも、全体の奉仕者シップに立って、よく考えていただきたい。

 今日の「毎日」の見出しです。
 強権支配の果て  内田氏 人事とカネ握り 
 内田氏を安倍首相を監督とすれば、そっくりそのまま使えそうです。麻生副総理・財務大臣はコーチでしょうか。
 この麻生大臣が世間を舐めきって、始末におけない。
 「悪質でない改ざん」と国会で答弁した。
 たくさん書かれていた総理夫人の昭恵氏の名前を消した。あったものを、都合が悪いからとないものにした。これは×を〇にしたと同じで、悪質極まりない。
 こんな暴言を「麻生節」として、キャラ立ち風に、またか…と許容する雰囲気が恐ろしい。麻痺していると言っていい。普通の国会議員だったら即辞任ものだ。
 内田監督らは、厳しく除名処分された。社会の批判にさらされているからだ。そして選手たちも、スポーツの原点にたち新しく出発しようとしている。
 ところが安倍政権。1年以上もウソをつき、だましにだまし続けているのに、ウソをついていると8割の国民が思っているのに、動かない、変わらない。
 権力者はなんでも許される風潮、いじめの構図と同じで、うっぷん晴らしは弱い方へ向く。強者への依存症と思える。
 主権者国民も、日大アメフト選手のように、断ち切るべきだ。主権者シップに立って。