サスティナビリティ考

地球環境、持続可能、政治・経済・社会問題などについて書いています。 メール kougousei02@yahoo.co.jp

首相の「言論の自由」とは?

  23日の「西日本」に、首相の「言論の自由」とは?というのがありました。考えさせられる記事でした。それぞれの考えを引用して表にしてみましたので紹介します。
 ことは、昨年の総選挙の前にTBSの番組にでた安倍首相が、街頭インタビューについて「おかしいじゃないですか」と、反発したこが始まり。
 翌々日に、政権自民党が各局に「公平中立の報道」を求める文書を手渡した。
 そして今国会での野党の追及を受けて「私の考えを述べることは、まさに言論の自由だ」と主張した。このことをどう考えるか?です。
 みなさんはとう思いますか?
 それは、首相にも「言論の自由」はあるでしょう、と思うのが一般的かもしれません。
 でも、憲法の立場を踏まえてみると違うようです。
 結局、「国家とは何か?」、わたしたち主権者の国家論国家観が著しく反映しているように思えます。
 国家が、国家権力者が、主権者国民を擁護するものとみるのか?それとも暴走し抑圧するものとみるのか?
 憲法立憲主義の考えは、すでに答えをだしています。長いたたかいの歴史のなかでつづられてきている。国家・権力者の抑圧僻、それを主権者に自覚させず、主権の力を行使させないことが、権力者の、国民統治・支配の出発点でしょう。70年前の苦しい国民的体験さえ、忘れさせようとしている。
 今の安倍・自公政権は、国会で多数なので、国家権力むき出し暴走をしている。沖縄しかり、原発しかり、秘密法、戦争立法しかりです。
 古賀茂明さんがこの問題について語っています。
 メディアと権力の実際についても語っています。