今日の「熊日」論壇に福間良明立命大教授が
衆院選挙と「沈黙の螺旋」と出した起稿をしている。
なかなか興味深い内容だったので紹介したい。
福間さんは、衆院選で自公が圧勝したと言っても議席数であり、得票数・率は少なく、多くが「死票」として議席に反映されない事を指摘。
自民の比例票は33.28%で、残る66.72%の人々が投票しても政治は変わらないと無力感を感じ、
「現状への違和感がありながらも、無力感ゆえに、投票を控え、さらに少数意見を口にしなくなる。そうすると、支配的な動向への批判は、社会的に見えにくくなり、支配的な動向の「正しさ」「自明さ」がますます強まる」 このような現象を「沈黙の螺旋」(E・ノエル・ノイマン)ではないかと紹介する。
なるほど。これはあたっていると思う。
さらに、事の善悪については考えず、無意識にか、強者の側に立とうする傾向も強い。一方、弱者には容赦ないレッテルを叩きつける。その安心感に酔う…。
さて、
今日は、2〜30代世代が、狭い部屋(みなし仮設)に十数人+よい子が4人集まって「鍋会」でした。賑やかだった。
私としては、ときどき若い世代の話を聞かないと、時代に遅れる気がしていて、食って飲んで話を聞き、楽しいひとときを過ごすようにしています(しゃべりすぎないように)。
「沈黙の螺旋」に対抗するため、食いながら、飲みながら思いのタケを話し合い聞きあう、「ワイワイ螺旋」ってとこでしょうか?
「沈黙」のフィードバック、話す事・聞く事のフィードバック、どちらが互いの、全体の幸福につながるか?
来てくれた人に感謝しながら、みんなも
明日は、仕事だ。 (カミさんに感謝) (ご近所さんにはご迷惑をおかけしました)