映画『グレタ ひとりぼっちの挑戦』を観てきました。
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映画は、グレタが選挙を前にして、国会議事堂のまえで座り込みをはじめたシーンからはじまった。
選挙の結果は温暖化対策に消極的な政党が伸びる選挙結果となり、そこからグレタの学校ストライキがはじまった。
おりしも昨日が衆院選の投票日で、今日はその結果が明らかになった。
気候対策に口先ばかりで不熱心の自民党は、四年前の圧勝から少しか議席を減らさず、実行性のある気候対策を掲げた共産党や立憲民主党が議席を減らす結果となった。
なんてこったい。
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上映は平日の4時40分からとはいえ、視聴者はカミさんともう一人の3人だけ。
たった一人、グレタさんが始めた行動は、大きな変化を作り出した。ドイツでは気候裁判で判決が出て、政府がカーボンニュートラルを5年早めて45年にした。また、先の選挙でも環境重視の政党が躍進し、気候対策を強めようとしている。
アメリカでも、バイデン政権が気候対策を強めようとしている。ところが日本では、、、。事態の認識が3週ほど遅れている。
この映画、
なんと表現すれば、多くの人が観てくれるだろうか?
(駅前の熊本ピカデリーで今週の木曜までは16:25~18:20まで、それ以降は未定となっています。土日まで上映が続き多くの人に見てもらいたい)
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気候危機の今の進み方で行けば、後世の世代は、耐えがたい破局を迎えることになるだろう。
であれば騒ぎ、回避するのが当然のことだ。グレタはアスペルガー症候群だったので、わかったことを行動に移しただけだ。
「正常」な人間が異常で対処できず、多くの人がアスペルガー症候群的であれば危機に正常に対処できる。
ぜひ、多くの人が映画を見てほしい。