サスティナビリティ考

地球環境、持続可能、政治・経済・社会問題などについて書いています。 メール kougousei02@yahoo.co.jp

浜 矩子講演−くまもと9条の会13周年記念

 熊本駅前の陸橋で、アベ改憲ストップのアピールがなされました。
 その前の時間帯に、浜 矩子教授を迎え、くまもと9条の会13周年記念講演会が開かれました。
 演台は、「闇を照らす光−日本国憲法の今日的力−」
 浜矩子さんは、いつもの独特の言い回しで、痛烈なアベノミクス批判を展開。
 独立しているはずの日銀を、政府の子会社のように見ているアベ首相の話、もっと詳しく聞きたかった。
 アベ政権は「暗黒軍団」、私たちは「光の軍団」チームであるとかいう話でした。
  話は変わります。
 自民党の政治資金は、極めて潤沢だ。
 自ら作った小選挙区制度のバイアスで、支持数よりも多くの議席を獲得し、これまた自ら作った政党交付金で、支持数より多い税金を獲得する。
 最近の国政選挙では、残念な事に約半数の有権者が選挙に行かない。
 その人たちの分まで税金を分け取りする。国民は生活苦の中で、毎年、政党に300円ほど献金させられている事の自覚がない。
 制度が始まって22年間で、6600億円ほど、国民は日本共産党以外の政党に献金した事になる。
 自民党は、財界・企業からの献金も多い。企業が資金を提供するのは、利益につながる政策誘導をするためだ。政権政党への投資の回収と言ったところだ。
 来年は、史上最高の5兆2000億円の防衛予算となりそうだ。トランプ大統領が日本に来て「あれも買え、これも買え」と言い、安倍首相がそれに応えることになる。
 軍需企業の自民党への企業献金が効いているようだ。アメリカに向かう、北朝鮮の核・ミサイル開発問題、過剰な宣伝ニュースが効いている。
 税金が高く生活苦、消費税もあがる。社会保障が削られる。なら、政党助成金も削ったほうがいいと思う。なおさら軍事費はバッサリ削り、子育て保育のために使ったほうがいい。