「君たち、中国に勝てるのか」の続きです。
とにかく、この人たちは、戦うことが好きで、そのために武力を高め、そして勝つもりでいる。
兼原氏が「中国が日本を狙えるミサイルを1600発持っています。ですから、もし日本が極超音速のミサイルを2000発配備したら、体感的には怖いと感じると思います」とし、そうすべきだと述べる。
相手も同じこと考え行動する。
中国は体感的に怖いと感じ、引き下がる、と思っているようだ。
愚かも愚かだ。
中国は日本と違い、極超音速ミサイルを開発し、すでに配備済みだ。
日本が遅れながらも2000発配備するなら、中国はさらに3000発まで配備するだろう。
貧しくなりつつある日本なのに、借金を増やし、社会保障を減らしながら、さらに4000発まで配備したら、中国は5000発まで配備するだろう。
中国の経済力は日本の4倍ほどあり、更に開く一方だ。ミサイル競争には、とても勝てない。
軍拡競争の果ては、核兵器に。
核兵器の開発と配備競争になる。
広島、長崎を経験した日本で、核兵器の共有、あるいは保持まで進もうとする。その議論を始めようとする。
核兵器を日本が配備したら、中国はさらに核ミサイルを増やすだろう。
米国は、いざとなったら日本はポイっと捨てる。本国が危険になったら、日本なんかあっさり捨てる。
日本が沖縄を捨て石にしたあげく、米国に譲り渡したように。