7月22日、70年前の日本では、どんな状況だったのだろう。
アメリカでは7月16日、史上初の原爆実験が行われ、広島への投下に向けて準備されているころ。
また26日には、ポツダム宣言が発表される時期でもある。
日本に置いては20日、パンプキン爆弾が投下され死傷者が多数でている。
これは長崎に投下された原爆ファットマンと同じ形状・重量の模擬爆弾で50発の投下訓練が行われたようです。
この頃、天皇と軍部は敗戦の決断をできないまま、ズルズルの先伸ばしし、必要のない犠牲を多くした時期でもある。
当時の指導者の考えや判断について、現在の日本の政治指導者にも連なる何かがあると思い、過去の戦争ものの本を読んでいます。
「指揮官たちの特攻」(城山三郎著)。
神風特攻の第一号となった関行男大尉と敗戦を知らないまま玉音放送後に最後の特攻隊員として亡くなった中津留達雄大尉について書かれています。
彼らがいま、生きれいれば、なんと語るだろうか?と、考えながら読んでいます。
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