adayasu.hatenablog.com
8年程前のブログです。
懇意にしていた「ばんざい饅頭」が明日で店を閉じる事になりました。
「熊日」で知って、今日、ご挨拶をし、饅頭を買ってきました。
夫さんが亡くなってからも、必死になって饅頭・和菓子屋さんを維持するために頑張ってこられましたが、体力の限界、「お疲れ様でした」とお礼を言いたいと思います。
クリスマスのこの時期、饅頭屋なのにケーキを
人気だった若鮎やようかん、栗きんとん他、いろいろな和菓子づくりをしてきた日本に残すべき貴重な職文化がなくなる事は本当に残念な事です。
日本は、政治と社会の在り方として、こういった食と職こそ、支援する価値があるとリベラル左派が思うのに--- 保守層からの動きが弱いのも残念です。
お疲れ様でした。
河内の漁港
河内の漁港。
天気も良く、澄み切った青空。
漁船。
恵比須さま。
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しかし残念なことに、
無造作に置かれた、プラ漁具。
ナオミ・クライン-地球が燃えている①
「ショック・ドクトリン」で有名なナオミ・クライン。
気候危機の進行とともに、「ショック・ドクトリン」を起こすかもしれない。
気候ファシズムを許すか、それとも資本主義の転換に行き着くか、今が分岐点。
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残念ながら、大人で理解している人は多くない。
人新世と人工物総重量
下のナショナルジオグラフィックの記事をぜひ読んでほしい。
イスラエルのロン・ミロ氏らが、人間が製造した総重量を様々な方法で計算をしてみた。(ネイチャーに発表)
驚くなかれ、1兆1000億トンにおよび、地球上の生物の総重量(大半は植物)と同じになっていて、今年中には上回るそうだ。
しかも毎年300億トン増えつづけて蓄積されている。
20世紀初めの人工物の総重量は350億トンで、生物の総重量の約3%だった。それ以来、人工物のほうは指数関数的に増えている。
これは地球上の人間全員が毎週、自分の体重以上のものを製造している量に相当する
コンクリート、舗装道路、ガラスと金属でできた高層ビル、ペットボトルや衣服やコンピューター、化学物質、放射性物質まで、人間が建造・製造したものは指数関数的に増えている。このまま増え続ければ人工物の総重量は2040年までに約2.2兆トンとなり、生物の総重量の2倍以上になるそうだ。増えすぎる人間と家畜・ペットと人工物。制御してくれる天敵がいない。(写真-Wikipedia-ニューヨーク)
現在の時代を「人新世」という、新しい地質時代とする議論がまき起こっている。それを裏付けるような論文の指摘だ。地球の表面が人間によって改変され地質学的な痕跡を残す。後世、これを知ることのできる人間は存在できるのだろうか。
豊かさ、人間の幸せとは、自然物を人工物に変えてしまうことか?
人間の生存基盤である地球環境と生態系の破壊、人間の破壊は少し遅れてやってくるだけ。