「橋下維新は3年で終わる」本の続きです。
わたしの予感では、橋下氏ブレイクは、もう一回はあると思います。
早ければ参院選出馬?かもしれません。でもま、石原維新の下では、その機会はないと思いますが…。
メディアも、いや国民が、まだ事を理解していないと思いますので。
この本ので「プロパガンダの7パターン」を紹介していまして、
その①が「ネーム・コーリング」。
悪いレッテルをはり、それを非難して、相手が信頼できない存在であると思わせる手法だそうです。
ヒトラーは、諸悪の根源はユダヤ人だと決めつけ、約3%の人口で40%の富を独占していると断じ、ユダヤ人から富や仕事を取り戻せばドイツは再生すると叫び続けたようです。
そして既成政党が、これに対し無策だと攻撃した。
それは成功した。そして悲劇を生んだ。
橋下市長は、公務員や労働組合をターゲットにし、既成政党や既成団体を標的に攻撃し、その敵に対抗する改革者としてのイメージを植え付ける。これも成功してます。
テレビじこみなので、その道のプロ、非常にうまい。
もっとも金持ちや財界は攻撃の対象にはしない。お仲間ですので。
庶民も、金持ちさんなど遠い存在の人より、となりの、自分よりましな人に、嫉妬心が生まれやすい。レッテル貼る人は、そのことをよく心得えている。
同時に、私としては背景要因として、橋下以前に、メデアが流す圧倒的な公務員バッシングを指摘したい。情報は公平ではない。スポンサーの利益に傾く。
この事を、理解して、メディアリテラシーを高める主権者へと、成長する事が課題、と思います。