サスティナビリティ考

地球環境、持続可能、政治・経済・社会問題などについて書いています。 メール kougousei02@yahoo.co.jp

幸せの経済学

 昨日、近所のYさんと、自然食をやっている「ちゃぶ台」(玉名市)という店で上映された「幸せの経済学」を見に行ってきました。古い民家を多少改築した家で、古い家につきものの柿の木もりっぱで、裏庭にはヤギもおりまして、面白い家でした。
 映画はグロバリゼーション批判とローカリゼーションへの移行への提案、大企業の利潤追及の批判、環境問題など、各界へのインタビューを中心にまとめられたものでした。ヒマラヤの辺境、インドのラダック地方の人々が、西欧の経済社会と文化に巻き込まれて「幸福感」を喪失するさまは、人類全体の行く末を考察すべしと教えている気がします。新しい持続可能な経済社会へ、新しい幸福感(古きよき幸福感の回復)の形成へ。
 スローライフが大事。だが移行はのんびりしすぎている。温暖化で言えば、引き返せない地点まで、時間はあとわずか。(去年は全球温度が史上最高だった。調子にのって車で飛ばしていたら、目の前はガケだ。間に合わない。直ぐバッギアに入れてアクセル吹かせないと転落だ。バックギアに入れるまであと何秒?…。なのに、未だにハンバーグ食いながら陽気なラジオかけ暗いサングラスで先が見えず、アクセルオン状態…ンな感じ。IPCC5次報告あたりが分かれ目)
希望のもてる映画です-「幸せの経済学」サイトhttp://www.shiawaseno.net/