今日、県立大でく「まもと自治研」や「JA熊本」などが主催したTPP学習会に参加した。ホールいっぱい、400人?。写真のとおり。
講師は大妻女子大教授」の田代洋一さん。TPPは何か?何が問題か?どうやって運動も盛り上げるか?まで多岐にわたった。
講師の資料で驚いたのは、世代別の年間の牛肉の購入量と単価。(07年)
29才以下 購入料1.2kg 単価213円
30才代 1.5kg 235円
40才代 2.1kg 251円
50才代 2.5kg 301円
60才代 2.6kg 345円
70才代 2.2kg 369円
食べ盛りの若い人ほど牛肉を肉を食えず、しかも安い(外国産?)でガマン。メタボ世代の60才代が、若い人の1.6倍高い牛肉を2.1倍も食べる。新しい世代が貧しくなっている証拠、みなさん、どう思われます?
時間がなくて質問ができなかったが、自治研の資料に書いてあった、の日経・読売・朝日・産経・毎日が1/10付けで、「TPPに参加しなければ大変な事になる」の共通「社説」のを掲げた問題について見解を聞きたかった。テレ美も含め、大本営発表のような在り方に批判が走らない社会、ジャーナリズム欠如じゃ主権者は力を発揮できない。平和だろうが労働だろうが環境だろうが、まずもっての主戦場はメディア戦線。
TPPストップは当然の課題。同時に、いま、未来(近)社会から求められているのは、さらに進んで、自然・生態系、地球環境への負荷の少ない持続可能な農林業・経済社会。食料、エネルギー、労働の地産地消と、思います。