5ミリ以下のプラスチックをマイクロプラスチックという。
しかし更に小さくなってナノサイズの微小なプラスチックになっているという。
そんな微小なナノプラスチックなら、どんな生物の中にも入っていくだろう。取り除きようがない。
ポリエステルなどの合成繊維でできた服を洗濯すると、繊維状のマイクロプラスチックが出るようだ。
アクリル100%のジャンパーを洗濯した実験結果(プリンストン大学)では、73万本の微小な繊維が発生していた。洗濯機から下水に流れてもろ過される事なく河川に流れ海に流れ着く。
小さくなって表面積が大きくなって、PCBなどの化学物質を吸着し、それが微生物、動植物に入り、食物連鎖で濃縮され、やがて人体に入ってくる。
自然界のあらゆるところに、あらゆる生物にプラがいきわたる---健康上の問題なければいいが、何が起こるかわからない。