サスティナビリティ考

地球環境、持続可能、政治・経済・社会問題などについて書いています。 メール kougousei02@yahoo.co.jp

米韓の軍事演習中止を懸念する小野寺大臣

 米国のトランプ大統領は、米韓の軍事演習の中止すると決めた。
 これを歓迎しない人物がいる。
 小野寺防衛大臣だ。 自衛隊、ミサイル防衛影響懸念
 記者会見で、「米韓の合同演習と日米韓の共同訓練は3カ国の安全保障を確保していく上で、重要な柱だ」とのべた。
 どうやら平和をお望みでないようだ。
 平和の機会は、軍事予算の削減につながり、防衛、軍事産業の利益を損なうから…。
 でも日本は専守防衛として戦後長く、軍事予算を増やさないよう努力してきた。
 少なくとも朝鮮戦争終結し、半島が平和体制に移行すれば、日本はかなり安全になる。
 脅威が減れば、防衛予算は少なくてすむ。その分を社会保障に回す事ができ、多くの国の国民がの望んでいることでもある。
 3つの空母機動部隊の司令官だっがハリス氏が議会で演習中止について証言した。
 トランプ大統領も、米韓軍事演習中止に関し、グアムと韓国を往復する爆撃機の費用が「非常に高額で、気に入らない」と発言した。
 日本の自衛隊が米軍爆撃機を援護する憲法違反の訓練だって、その費用はばかにならない。
 以外とトランプは、米国の産軍複合体の体質を変えようとしているのかもしれない。
 圧倒的な赤字・借金大国の日本、社会保障予算は少なく、年金は削減、生活保護も削減、来年は消費税を上げようとする。
 軍事大国化を夢見ているのかもしれない。政権の維持にとって、必要以上に他国の脅威を煽る事は必要なのだろう。 それを見抜き、行動するのは、主権者の責務ともいえる。