テレビ映画ＤＶＤ「私は貝になりたい」を観ました。
戦争末期、夫婦で床屋をやっていた男に召集令状が届き、不本意にも兵役に。
日本爆撃をし、撃墜されたＢ２９搭乗員を命令によって刺殺したとして（既に死亡）、ＢＣ級戦犯に問われ、減刑のために集めた嘆願書もむなしく、絞首刑にさせられるというもの。
実話と言う事ではないようですが、似たようなことは、国内外でたくさんあったはずです。
対外侵略の加害の責任も、不当な被害についても、事実を知る事が不可欠、出発点と思います。
調べてみると、戦時中の日本軍の捕虜となった将兵は35万人。うちイギリス、アメリカ、オランダ、オーストラリア、ニュージーランド、カナダ人の捕虜は15万人で、そのうち28.5%が劣悪な環境、暴行、強制労働などで死亡しているそうです。
ナチスドイツにおける捕虜の7%、シベリアに戦後拘留された日本人捕虜の10%の死亡率である事から、日本の捕虜扱いはお驚きです。
参考に⇒http://ww4.tiki.ne.jp/~enkoji/senpan.html
