サスティナビリティ考

地球環境、持続可能、政治・経済・社会問題などについて書いています。 メール kougousei02@yahoo.co.jp

オスプレイ横田配備 低空・夜間訓練へ

 昨日の「憲法の条件」の議論に関連してオスプレイ問題についてちょっと。
 安保法制・戦争立法や集団的自衛権の行使、憲法「改正」を論ずる時に欠かせないのは、米軍や自衛隊の配備や訓練の実際だ。
 米国も日本政府も、現実の運用を変えるために法案を通そうとしている。その実際の方向で進んでよいのか? その関連で法案と憲法の立場を捉え、そしてまた、現実への対応をすべきだと思う。
 
 オスプレイは、海兵隊用のMV22が24機が沖縄に配備され、夜間、低空含め、訓練を行っている。もちろん日本を守る訓練ではない。(赤旗13日)
 今回は、米空軍のCV22が10機配備される計画だが、これは特殊作戦用で、他国への急襲を任務とする。日本の防衛とは全く関係ない。
 現在では、イラクやアフガンやパキスタンなどで実戦を行っている。その武力介入の訓練を日本で、援助もたっぷりもらいながらつんでいる。
 アジア・太平洋・インド洋〜を範囲とする、米陸・海・空・海兵隊の訓練・出撃基地の日本のありようにもっと目を向けるべきと思う。そして米軍のそれぞれの司令部に、横須賀に海自、横田に空自、座間に陸自の司令部が統合され指揮命令から訓練まで一体化している。法律論や憲法論を論じる場合に、この現状にもっと目を向けるべきと思う。
.

https://www.youtube.com/watch?v=JGy_DCRXZcc:Movie
https://www.youtube.com/watch?v=nZMcOSRYE2c:Movie
https://www.youtube.com/watch?v=6ty9WVVFdPk:Movie
https://www.youtube.com/watch?v=a_lSaB43wrs:Movie
https://www.youtube.com/watch?v=DIvklTBjDy4:Movie

 米軍の動きを見ると中国の海洋進出、南沙諸島の埋め立て・基地化の動きも関係あると思う。
 互いの国の国民が考えるべきは、互いの政府に依存・埋没するのではなく、諸国民の共同、で 平和・軍縮へと向かうべきだと思う。
 言論の自由、民主主義国と標榜しながら、国民の支持を取り付け戦争を繰り返す米国、協力する日本、対して中国共産党の一党支配の下、様々な自由が抑圧されている中国。
 互いの国の産軍複合体の主張を退け、互いの諸国民が共同できるような方策が必要と思う。 中国の場合は困難もあるがそれなりに、日本の場合は秘密保護法やメディアの取り込みと圧力など中国化をめざしているがそれなりに、米国でも、アジア、世界の国々諸国民の平和への共同が強く求めらていると思う。