昨日のつづきです。元空将補坂本龍虹さんの動画ができました。
ご覧ください。
https://www.youtube.com/watch?v=6KK5R3gyejo&feature=youtu.be:Movie
講演を聞きながら思いました。現在の自衛隊は憲法違反かどうか?
自衛隊の憲法違反の側面と憲法違反でない2つの側面です。それぞれ区別して述べる事が大事。
①合憲の側面⇒日本の主権を守るための必要最小限の実力組織(災害出動含め)としては、憲法13条の立場から歴代政府の説明どおり合憲と言えるでしょう。これは多くの国民の実感であり自衛隊員の自負でもあるでしょう。
②違憲の側面⇒同時に安保条約の下、指揮、装備、訓練がいずれも、対外武力行使を絶えず行う米軍に、従属・補完する側面が強まっている面を見れば、対外派兵、加害性、侵略性があり名実ともに憲法違反と言える。また、巨大な在日米軍と基地、訓練こそその主体で、そこに一体化している面です。
空自が航続距離も長く対地攻撃力のあるF35を導入し、空中給油機を増やし、ヘリ(F35も離着艦可能)空母を増やし、海兵隊を目指す水陸機動団を設置している事を見れば明らかでしょう。
今回、安保法制が施行されれば、シリア、イラク他への空爆を行う攻撃機に燃料、武器弾薬が可能となります。相手からみれば当然、敵となる。日本を直接攻撃する能力はないのでテロ攻撃となるのは明らかです。
問題は、この米軍の侵略性、それに自衛隊が加担する実態面が国民にあまり知らされずにいることです。