新書版で松竹氏は(p180)、共産党が政権の一翼を担おうというなら、「必ずどこかで自衛隊合憲論を取り入れなければならない」。としている。
綱領も自衛隊が違憲か合憲か明示していないので「私は政権と党を使い分けるのではなく、政権をめざす政党としては合憲とし、党員個人は合憲でも違憲でも構わない」立場とする。
国民やメディアから、自衛隊は合憲か?違憲か?、党員が聞かれた場合、党は合憲ですが、「私個人は違憲です」、あるいは「私は合憲です」でもいいということらしい。
一般党員でも、違憲でも合憲でもどちらでもいい‥‥。
国会議員や地方議員でも、議会でも、議会外でも、選挙公約でもどっちでもいいらしい‥。
それとも、国会議員・地方議員も議会では「合憲」と答え、でも個人としては「違憲」ですと言って、使いわけていいのだろうか?
不思議な事を考える人だなぁ。
そんなあやふやな議員や党員の政党を国民はどう?信用すればいいのだろうか?。
党としては「合憲」が多く「合憲」が公式の立場だったが、1年後、なにかの拍子で、「違憲」の党員が多数になった場合、「違憲」が多数の党員のまま「合憲」で行くのか、それとも多数に合わせてすぐに「違憲」にするのか? その場合は政権離脱?‥‥ややこしい、慌ただしい。無茶苦茶。
理解できない。
これって、使い分けではないのだろうか? 松竹氏が共産党を批判する「使い分け」よりもっと本質的な矛盾で悪い。
共産党は安保法制をなくす野党政権なら、閣僚ポストが目的ではないし、国会で閣僚答弁を求められることもない閣外から協力でいいと言っていた。
それでも選挙前にして大手メディアや連合からの攻撃が盛んに行われ、共産党への疑問が広がった。
松竹氏はにとってメディアは、かつてと違って応援してくれる大事な味方なので、その辺の攻撃の理不尽さは感じないだろう。
これを参考にしてほしい。
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沖縄の前泊さんの国会参考人答弁。
沖縄の米軍基地には、核シェルターがあるようで、住民が核攻撃にさらされても米軍は核戦争を継続する。
いま進められている敵基地攻撃能力保有は、台湾有事=在日米軍参戦、米本国参戦はなく核戦争までには至らないかもしれないが中国と日本間でミサイルが飛び交う戦争、その準備をすすめている。
台湾有事の際に、米軍に従って参戦する自衛隊は合憲なのか?
その際の日本の国民の犠牲者数の推計を出して議論してほしいが、そうなっても自衛隊は中国とミサイル戦争をするためにミサイルを配備しようとするが、合憲か?
「やめてくれ!」
まさに、当事者としてはその通り。その当事者は、沖縄や九州に限らない。首都東京・横田・横須賀・厚木・座間ほか周辺の住民にも及ぶ。
及ばないところはどこか? 米国本国には及ばないように米国はコントロールする。