サスティナビリティ考

地球環境、持続可能、政治・経済・社会問題などについて書いています。 メール kougousei02@yahoo.co.jp

「日本国憲法改正草案」-自民党

  改めて日本国憲法を読み直そうと思っています。
 その前に、「日本国憲法改正草案」-自由民主党(平成24年月27日決定)を、まだ読んでいないことに気づき、読み始めました。
 驚きました。まさに明治憲法に逆もどりです。戦前のような社会をめざしています。
 草案とは言え、こんなことを掲げ実行しようとする政党に、圧倒的多数の議席を与え、内閣を構成させた。
 国民は、将来の子どもたちにまで影響を及ぼす社会の形をつくる、事の深刻さを理解しているでしょうか?
 権力の番犬であるべきメディアも、主権者の知る権利に応える責任をはたさず、「憲法改正草案」のめざす社会のありようを具体的に報道して、国民のよりよい判断への貢献をしなかった。
 「草案」の前文には、先の侵略戦争への反省が全くない。
 国民の権利を保障するために、国家の権力乱用を縛るべき憲法(立憲政治)の建前を破り捨て、国の主人公の国民に対して命令する。
 「日本の国民は国を郷土を誇りと気概を持って自ら守り」「自由と規律を重んじ…」「尊重しなければならない」と、
 尊重義務です。愛国心の強制です。
 何を好きになろうが嫌いだだろうが勝手だ、は通用しない。犯罪になります。 内心の自由もあったもんじゃない。
 自民党も維新の会もは、北朝鮮をめざしている。
 戦前の日本に一番似ている国が北朝鮮です。
 日本の国民の多くには、体験したのにその認識がない。
 「規律」を重んじては⇒「国家は日章旗と、国歌は『君が代』とする』となっており、起立、直立不動で仰ぎながら斉唱が義務づけられそうだ。
 やらなかったら不敬罪でタイホされそう。祝日には、日本共産党の事務所にも「日の丸」の掲揚が義務づけられそうだ。どうしょう…。 
 こんな危険な安倍自民党と、明治憲法の復活をめざす石原維新の会に、衆院の2/3の議席を与えてしまった。シマッタ!この危険性について多くの国民は、気づいてさえいないようだ。
 シマッタならば、来年の参院選で、取り戻すべきだ。 
 明日は、「国防軍」について書いてみます。ちょっと私、学習が必要…。