サスティナビリティ考

地球環境、持続可能、政治・経済・社会問題などについて書いています。 メール kougousei02@yahoo.co.jp

フランスと日本の労働と生活の時間

 今日は熊本市は暑かった。30℃超えたんじゃないかな? わたしの一番の関心ごとの北極海の海氷面積が6月に入って急激にダウン、ちと心配。(リンク参照)
 さて、夏の電力は、やりくりすれば心配ないとして、原発は止めたままにしとこう。
 そして日本もフランスのように夏の7〜8月にかけて1ヶ月ほどのバカンスをとったらどうだろう。
 フランスでできて、日本にできないはずはない。バカンスとっているフランスは、日本ほど財政赤字も多くない。働き過ぎ社会だから莫大な貯金があり行政府が借金重ねる。
 暑い夏に工場もオフィスも大型店もクーラーをガンガンかけて、アクセク働くことはないと思う。エネルギーも消費するし、心身ともに消費する。自然の中で、ふるさとや田舎で家族とともに過ごし、子ども達を遊ばせればいい。

  ///////同じ先進国で、こうもちがう労働時間と生活時間/////////////
        自宅を出る時間  帰宅時間    寝る時間   帰宅→寝る間
 フランス   7時42分   6時54分  10時54分  4時間50分
 日  本   7時36分   8時12分  11時49分  3時間37分
あなたは?⇒(                           )
  土日・休日出勤や有給休暇の取得率を考えると、日本人の働き過ぎはホントに異常です。(私も働き過ぎ、今日も仕事。でも、いいことがあったえのでビールがうまい)
 しかし日本人は、働きすぎなのに、失業者も多いし、中途半端な労働も少なくない。収入も少ない。大企業の内部留保は260兆円、国家予算の2倍以上あるのに。
 休みたいのに休めず、働かなければならない人たちがいるのに、働きたいのに、仕事がなく収入がなく、困っている人がいる。ひとつの社会としては、全くおかしなはなしです。非効率で社会的負担も大きいGDP至上社会。
 日本の働き過ぎ社会を変えて、フランスやEUのように、仕事を分けてバランスとバカンスをとるように、労働の法律を変えることが必要です。(表は学習の友6月号より)