サスティナビリティ考

地球環境、持続可能、政治・経済・社会問題などについて書いています。 メール kougousei02@yahoo.co.jp

選挙自粛⇒低投票率は誰の責任?

 どう思います?熊本市の県議選の投票率46%。下がるとは心配しましたが、4年間の県政の代表を選ぶ選挙でこれはないでしょう。22人が争う激戦で半分以上が選挙に行かないでは、選挙の有効性さえ心配になる。
 低投票率は誰の責任でしょうか? 個人的に、を前提に、堂々と政策論戦と主張した共産党すら、低投票率のためとは言え、少し得票数を減らした事は、投票率減に全く無関係ではなかっただろうと、個人的には反省したい。

 自粛を申し合わせた現職組みの多くが当選し、公明の後継以外、2回目挑戦の新人しか当選しなかった事は、この問題点と責任が指摘されて当然と思う。(各陣営の闘いは別にして)
 メディアはどうか?本来、選挙の意義を強調し、アジェンダを明確して争点を有権者にはっきり示すべきメディアはどうだったか?有権者に選ぶべきポイントなりをしっかり示せたか極めて疑問。私は、メディアは初期に自粛に迎合的だったと思うがその根源になにがあったのか自問すべきと思う。
 有権者についても、僭越ながら一言。現職の自粛宣言がどうあろうと、メディアの報道がどうだろうと、主権者としての主体的な判断はどうだったか自問すべきと思う。思うには、全般的な想像力の欠如を感じる。被災者が求めているものは何か?想像したろうか?熊本で同じ地震原発事故が起きるとするなら、何のどう備えとしてやるべきか考えたろうか?そのために政治は何をすべきか?その代表をどう選ぶか?極めて大事な機会に対して、想像力があまり働かなかった、欠如したと私は思う。その根本に何があるか? みなさん、どう思います?
 (写真と記事は関係ありません。ウチの裏庭の木苺の花。人間よりも生命力感じます)