サスティナビリティ考

地球環境、持続可能、政治・経済・社会問題などについて書いています。 メール kougousei02@yahoo.co.jp

瑞穂の国まもろう-JA広島の村上会長


 今日の赤旗にも、JA会長が登場。JA広島中央会長の村上光雄さん。広島県がTPP参加で広島が受ける影響を試算しようとしないのでJA広島で試算。コメの産出額は297億円⇒289億円に減って94%の減少。農業生産額の全体で1073億円⇒500億円に半減。
 村上会長は、マスコミが「平成の開国だ」とTPP参加をあおってると批判。そのとおりです。「マスコミの間違った認識をただし、農業の多面的な機能を国民に理解してもらう運動をひろげます」と語っている。
 昨年は口蹄疫で大変だった。今年は鳥インフルエンザ。農家の方の試練が続く。早く収束してほしい。家畜などの病気、自然災害は、ある種しかたがない面もある。
 しかしTPPは、政治インフルエンザだ。発生地はアメリカと財界。TPPウイルスをばら撒く主要メディアは、悪質な加害者だ。
 世界の流れは、食料主権の確立の方向に進んでいる。人口増、異状気象、食料・水危機が叫ばれる中、安全な食料の確保は国の第一の責任だ。そういう事も報じるのがメディアの役割だろう。「カイコク」「カイコク」と、PR会社がつくったか?、官僚が考えたか?いずれも私達の税金が宣伝に使われている。垂れ流す主要メディアの広告料は、元の元は、大企業が出しているんじゃない。商品に上乗せさせられた広告料を払っているのは私たちだ。ったく許されない。