サスティナビリティ考

地球環境、持続可能、政治・経済・社会問題などについて書いています。 メール kougousei02@yahoo.co.jp

創価学会員、公明党支持者のみなさんへ

 創価学会員、公明党支持者のみなさんへ
 突然にすみません。ほかでもありません、「国家秘密保全法案」の事です。日本を危うくするこの法案が衆院を通過し、残る参院でも強行されようとしています。
 ぜひ、今一度、この法案の中身を真剣に吟味していただきたいと思います。
 何が秘密か?秘密、つまり何が犯罪とされるかわからない犯罪の容疑で逮捕される可能性があります。国家権力に、勝手に乱用される危険は、新聞やテレビが報道しているとおりです。
 拡大解釈によって、表現の自由を奪い言論統制を行える法律を、いったん成立させれば、古今東西、どんな国でも取り返しがつくものではありません。
 みなさんの支持で国会に議席を得た公明党の議員のみなさんも、何が秘密かわからない秘密に触れれば、最高5年以下で懲役刑の処せられる可能性があります。
 今は与党で、法案に賛成していますが、安心はできません。いつ野党になるかわかりませんし、与党であっても、その時々の官僚と権力の思いのままに、いつ被害者にされるかわかりません。
 公明党のみなさんは「平和の党」と長く主張されてきました。
 確かにの牧口常次郎初代会長の足跡をみればその出発点の思いがよくわかります。
 牧口会長は、多くの人が弾圧に屈して戦争に協力する中、軍部・権力と対峙し、治安維持法違反で逮捕・投獄され、獄中で亡くなられました。
 転向もされませんでした。国家権力に抗し、自分の信念を曲げなかった尊い生き方だと思います。
 もし、牧口会長が生きておられたら、公明党が「秘密保全法」を推進している事に、なんと言われるでしょうか?
 “再び戦争の道を繰り返すべきではありません
 みなさん方には、私たちよりも力があります。公明党の国会議員のみなさんが、法案に反対や、少なくとも慎重な審議を求めて継続審議へと、すすんでいただくなら、安倍総理もそこまでムリをしないと思います。それは国民の大きな支持を得ることになると思います。
 ぜひ、公明党の国会議員、地方議員のみなさんに、「秘密保全法案」をこのまま成立させていいのかどうか? 問いかけていただきたいと思います。今こそ、先人たちの思いは何処に、過去を振り返ってみてもよいのではないでしょうか。よろしくお願い致します。