サスティナビリティ考

地球環境、持続可能、政治・経済・社会問題などについて書いています。 メール kougousei02@yahoo.co.jp

二酸化炭素が400ppm超える

 うちのグミが色づき始めました。
 家族も食べず、鳥もやって来ないので、私ひとりが食べる事になります。
 近隣の方々、どうぞ食べに来てください。
 子どもの頃の記憶だと5月下旬から6月始めのような気がしていましたので、少し早いのかな?と温暖化が気になります。
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 米海洋大気局が9日、ハワイのマウロア山頂での二酸化炭素の濃度が400ppmを超えて1958年の観測以来、最高になったと発表しました
 産業革命以前は280ppm程だったので、人類が、地球の大気全体の組成を変えつづけ、CO2を1.4倍に増やした事になります。
 このまま進めば、地球の平均気温を2℃に押さえ込むために必要とされる450ppmを超えて、温暖化の悪循環が制御不能になります
 多様な生物種にとって、そして人類にとっても、取り返しのつかない極めて深刻な事態になりかねません。
 しかし、世間はあまり騒がず、日本では円安・株高バブルにうつつをぬかしています。
 開発は各地で進み、大量生産、大量消費、大量廃棄、エネルギーの大量使用社会の拡大は、止まりません。
 今年はサクラもツツジセミも早く、温暖化が進んでいるのかな? と言った印象でしょうが、地球の時間軸でいえば圧倒的な速さです。
 どうにかしないと…。私たちの世代は、大きな影響はないかもしれない。でも。
 民主主義は新しい概念が必要と思います。現在、生きている有権者の平等だけでなく、将来の世代もキチンと暮らせる環境を手渡す責任、これを果たす民主主義、言わば垂直民主主義、世代間民主主義とかの考えが必要となると思います。さらにそれを自然環境や他の生物種にも必要な範囲で顧慮すべきと思うのですが…。
 ともあれ、人類がこの観測の現実に素直に向き合う必要があると思います。